今年のメジャーリーグ開幕戦を日本で迎えたレッドソックスとアスレティックス。
ともに「セイバーメトリクス」という手法で球団の改革を進めてきたことで知られている。
セイバーメトリクスとは、米野球学会の略称(SABR)と、
基準を意味するメトリクスを組み合わせた造語である。
これは野球をデータに基づき客観的に分析する試みで、
攻撃ではいかにアウトを取られないか、
守備ではいかにアウトを取るかを重視する。
通常、たとえば打者なら打率が主になるが、
セイバーメトリクスでは出塁率や長打率を重視。
投手ならば防御率よりも奪三振率や与四球率を重視する。
アスレティックスは1997年からビリービーンというGMがこの手法でチームを改革。
旧来の打率や防御率ではないデータを重視し、
新人や他球団をお払い箱になった選手を効果的に獲得、
2000年から四年連続でプレーオフに進出して注目された。
片やレッドソックスのGMは2002年から、名門エール大学出身で28歳のエプスタイン氏。
同様の手法でチーム改革に着手し、長打率の高いオルティス選手を獲得したり、
逆に打率は高くとも守備で失策の目立つ選手は放出。
見事に2004年にはワールドシリーズを制している。
同じ手法を基本にしてはいるが、
具体的な手段は大きく異なっている。
人気球団とそうでない地味な球団では、掛けられる費用が対照的なため、運営は大きくちがう。
レッドソックスの年俸総額はアスレティックスの二倍近い。
その為、アスレティックスは育てた選手を次々に他球団に放出し、
セイバーメトリクスに乗っ取って将来性のある若手を獲得し、
年俸総額を抑制する。
レッドソックスは逆にセイバーメトリクスに乗っ取って、データに見合う選手は高年俸でも獲得する。
ただ、どちらの球団も、
「戦略は常に進化すべきである」
「私たちは何も分かっていない、ということを肝に銘じている」
と語っている。
つまり、
「スカウトの情報とデータの両方をレンズに通し、
初めて選手の将来を予測できる」
ということのようだ。
与えられた条件で、いかに強いチーム、集団を作り上げるか。
これは、企業でも、ある種のプロジェクトでも、
同様だろう。
ただ、企業の採用の場合は、なかなかデータを集めることも難しいだろうが、
数値化は出来なくとも、最近は一風変わった手法で試験を行っているようだが、
それも入社後の潜在能力を何とか見出そう、という意図なのだろう。
私が人を判断したり、評価する基準は明確で、
「臨機応変さ」と、
「感じの良さ」という、
数値化出来ない非常に曖昧なものであるが…
別の観点で言うと…
「素直さ」
それと、
「仕事に対する愛情」
慈しみ、かな…
どれも、数値化は難しいですな…
でも、「勘」にはなってしまいますが、
あたし、一時期は面接の達人(自称)として君臨してまして、
上記の見極め、結構自信あんすよね~
何とか、データ化、出来ればとは考えてますが…
でも、例えばフィットネスクラブにおける現場での仕事ぶりというか、
効率なんかはデータで出せるでしょうな。
ただいま、研究中~
ともに「セイバーメトリクス」という手法で球団の改革を進めてきたことで知られている。
セイバーメトリクスとは、米野球学会の略称(SABR)と、
基準を意味するメトリクスを組み合わせた造語である。
これは野球をデータに基づき客観的に分析する試みで、
攻撃ではいかにアウトを取られないか、
守備ではいかにアウトを取るかを重視する。
通常、たとえば打者なら打率が主になるが、
セイバーメトリクスでは出塁率や長打率を重視。
投手ならば防御率よりも奪三振率や与四球率を重視する。
アスレティックスは1997年からビリービーンというGMがこの手法でチームを改革。
旧来の打率や防御率ではないデータを重視し、
新人や他球団をお払い箱になった選手を効果的に獲得、
2000年から四年連続でプレーオフに進出して注目された。
片やレッドソックスのGMは2002年から、名門エール大学出身で28歳のエプスタイン氏。
同様の手法でチーム改革に着手し、長打率の高いオルティス選手を獲得したり、
逆に打率は高くとも守備で失策の目立つ選手は放出。
見事に2004年にはワールドシリーズを制している。
同じ手法を基本にしてはいるが、
具体的な手段は大きく異なっている。
人気球団とそうでない地味な球団では、掛けられる費用が対照的なため、運営は大きくちがう。
レッドソックスの年俸総額はアスレティックスの二倍近い。
その為、アスレティックスは育てた選手を次々に他球団に放出し、
セイバーメトリクスに乗っ取って将来性のある若手を獲得し、
年俸総額を抑制する。
レッドソックスは逆にセイバーメトリクスに乗っ取って、データに見合う選手は高年俸でも獲得する。
ただ、どちらの球団も、
「戦略は常に進化すべきである」
「私たちは何も分かっていない、ということを肝に銘じている」
と語っている。
つまり、
「スカウトの情報とデータの両方をレンズに通し、
初めて選手の将来を予測できる」
ということのようだ。
与えられた条件で、いかに強いチーム、集団を作り上げるか。
これは、企業でも、ある種のプロジェクトでも、
同様だろう。
ただ、企業の採用の場合は、なかなかデータを集めることも難しいだろうが、
数値化は出来なくとも、最近は一風変わった手法で試験を行っているようだが、
それも入社後の潜在能力を何とか見出そう、という意図なのだろう。
私が人を判断したり、評価する基準は明確で、
「臨機応変さ」と、
「感じの良さ」という、
数値化出来ない非常に曖昧なものであるが…
別の観点で言うと…
「素直さ」
それと、
「仕事に対する愛情」
慈しみ、かな…
どれも、数値化は難しいですな…
でも、「勘」にはなってしまいますが、
あたし、一時期は面接の達人(自称)として君臨してまして、
上記の見極め、結構自信あんすよね~
何とか、データ化、出来ればとは考えてますが…
でも、例えばフィットネスクラブにおける現場での仕事ぶりというか、
効率なんかはデータで出せるでしょうな。
ただいま、研究中~