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写真は現在進行中のパートナーストレッチ研修の一コマ。
全八回コース。


皆さん、大変熱心に取り組んでいらっしゃる。







まあ、これでお客様からお金をいただくとなれば、真剣で当然。




パートナーストレッチに取り組んでいる若い人(特に学生)を見ることも多いが、
かなり強度が強めな場合が多く見受けられる。


目的は「筋の弛緩」なので、
伸展させるのはあくまでも「手段」。
そこを勘違いしているようで、
強すぎると逆に緊張する。



どうもキャリアが浅い人は、そこが感覚的に分からないようだ。



特に運動選手を中心に相手していると、
その傾向が強い。
多少強めでも、相手に抵抗力もあるので、気づかない。



この辺りはマッサージに似ている。


「お~効く~!それそれ!」
という感覚は、実は強すぎる。


これは世間に既に蔓延している、
強ストレッチ症候群、と感じている。



刺激はとにかく、
「足りないくらいが丁度良い」。



この感覚を養うのが肝要である。
その為の「手慣れ」の時間が、習得の中心になる。




それと、やはり運動選手ばかり相手にしている人に多い傾向が、
身体の扱い方が総じて乱暴なようだ。



他人に自分の身体をいじられるのが、
どれだけ不安なことか。



アスリートはその辺りが慣れているので、
ストレッチを施す側が感覚的にマヒしてしまっているようだ。



丁寧に、丁寧に。



相手な対する「尊敬」と「愛情」が成否の決め手なのである。