水泳全日本選手権が終わり、
期待の平泳ぎの北島康介選手も見事に北京行きを決めた。


それも200mは自己記録を更新し、
ハンセンの持つ世界記録に0秒34差に迫る好記録。



アテネ後、モチベーションの問題もあったらしく調子を落としていたと、
報道では伝え聞いていた。
怪我などもあった、とも。


事実その後の大会では、本来の実力は発揮出来ていないように見えた。



しかしオリンピックイヤーにきっちり合わせ、結果を出してきた。



これはもう、さすがとしか言いようがない。


勝負は時の運。
五輪本番は神のみぞ知る、だが、
コンディションだけには留意して、存分の泳ぎを期待したい。





それにしても、水泳の五輪選考を見ていて改めて思ったのは…




タイムで争う競技は、公平で分かり易くていいな~
ということだ。



水、というフィールドは全員に条件は平等だし、
気候条件も公平で、
選ばれる条件も派遣標準記録を突破し、
上位二位に入ること、と誰かの思惑や感情が入る余地もない。



陸上も基本的には同様なはずだが
例えばマラソンなどはコースが一定でないし、気象条件によって得意・不得意があったりするので、
必ずしも選考会の結果がイコール五輪の力でもない。


柔道に至っては、先日も問題になったように、
必ずしも微妙にルールが一定でないので、
「国際大会で勝てる選手」というワケの分からない条件が幅を利かす。



もちろん、選考というのは、どんな方法を採っても異論が出るもの。
選ぶ側の苦労も偲ばれる。




そこへ行くと、水泳やフィギュアスケートは基準がすっきりして良い。



何はともあれ水泳日本チーム、
頑張ってちょーだい!