今日は明治大スキー部の納会があった。


これから本格的なシーズンを迎えるにあたり、
事実上、合宿所生活を一区切りさせるので、節目の催しとして、重鎮のOBの皆さんはじめ集合、現役選手と共に今シーズンの健闘を期す。



挨拶を型通りすることになり、
そこでの話の一部を抜粋して紹介してみる。










仕事柄、多くのアスリートに接して来たが、
望む結果を出しているアスリートに共通していることがある。


「誰も結果を他人や状況のせいにしていない」
ということである。



自分に降り懸かる事柄、人生には様々なことがある。



怪我、
後輩やチームの不安定さ、
様々なアクシデント、等など…




だが、自分に降り懸かる事柄は全て、
一見、完全に他人のせいに見えても、
よく吟味すると必ずどこかに自分に責任が存在する。



いや、もっと言うと、
全て自分に原因があると考えるべきなのである。




他人や周辺環境のせいにしようと思えば、
その理由を探し出せば、いくらでも出てくる。
むしろ、それを探すことに躍起になり、時間を費やす。




もちろん、心の安定を図るために他者のせいにしてしまう手法もあるし、
それを全否定しない。
それが有効な場合や人間もいるだろう。




だが、例え怪我でさえも、
ほぼ全てが自分に起こることには自分に原因がある。
それに気付くと反省が生まれ、そこに成長がある。



他者のせいにし、その理由を探すことに、
建設的な意味はほとんど存在しない。


むしろ、そんな時間があるなら、
自分が成長するための時間に費やした方が、賢明である。



そんな「心」に強さが宿る。



その「心」を創るのが「美しい態度」を創ることである。




他者への配慮を忘れない。


挨拶を明るく、丁寧に、欠かさない。


常に笑顔を。


自分の会社、学校でゴミが落ちていたら拾う。


脱いだ靴を揃える。


返事を明確に、詫びるべき時は明快に詫びる。


などなど…



勝負において、
人としてアスリートとして、右に転ぶか左に転ぶかは、
最後の最後は「心」が決める。



実は、この話を聞いた時点で「どう感じたか」。



ここで勝負は決まっているのである。












…ってな感じでしたかな。




えっらソーに、ね~