先週から、運動生理学や解剖学、栄養学や救急処置まで、
全般に渡る講座が始まり、担当している。



今はパーソナルトレーナーの養成講座も同時進行で行っており、
来月からは別のトレーナー向けの専門講座が始まる。



まだまだ人に教えるタマでは無いのだが、
年齢を重ねると、このような役回りも致し方ない。



さて、話を本題に戻す。







この講座はエアロビクスのインストラクターを目指し、資格認定を取得することを目的とした講座で、
およそ二ヶ月半続く。



受講されている方もこのサイトを見ているかも知れず、
誤解を招くかも知れないのだが、
ホントは私、このように消化すべきカリキュラムがガチッと決まっている講座は苦手なんです…



いや、出来ない、ということではなく…
(事実、立派にやってますし…)



わたし、どちらかと言うと、セミナーや講義でも、
どちらかと言うと「ライブ感覚」を重視する方で、
大枠だけ決めておいて、あとは話しの展開や流れで、
「そうそう、これに関連して…」
ってな具合いで話を飽きさせないように広げたり、
その時の聴衆(受講者)の表情なんかにより、展開変えたり…



というのが得意な方なんで…
いわば、「寄席感覚」。


専門学校でも講義を持っているが、
結果的に最終的にツジツマが合ってればいい、と言う風に、何となく学校側に認めさせちゃったりして…



検定試験に向けて、となると、
まずはテキストの範囲が膨大に広いので、脱線なんてしてたら消化すべき範囲が終わらない。
順番を無視すると、話してない「穴」みたいのが発生して、受講者に迷惑かかるし。
でも、「この話の流れで、関連するこの話すると分かりやすいんだけど…」
というのが浮かんでも、テキスト的な流れを崩すと、自分でワケが分からなくなる…




…とは言いながら…



基本的に自由気ままにやってきた人生なんで、
たまにはこんな感じで、「型」にはまるのも良い経験かなぁ~、なんて前向きに捉らえたり。


いい年こいて、一から十まで自由気ままというのも、どーかとも思うし。


こーやって、
たまには「これを、こういう手順でやれ」と決められるのも悪くないかもな…



…ていうか、
こういうのを、何だかんだ理屈こねながら、逃げて来たから組織に馴染まなかったんですが。



う~ん



輪廻は廻る、糸車……ってか。



…ちゃんと仕事しろよな、おっさん。