久々に、真面目な話題を書こうという気になったので、
気が変わらないうちに…


以前にも書いたと思うが、
基本的にはトレーニングと言うのは、波及効果はあるものの、
一つのカテゴリの種類のトレーニングは、全ての領域に対して効果を期待するものと考えない方が賢明である。


自動車に例えると、
ウェイトトレーニングは「エンジンの馬力・排気量」を大きくすることに最も効果があり、
有酸素運動は「燃料供給系・気化器」の能力向上に効果があり、
プライオメトリクスの様な衝撃系・弾性エクササイズは「動力伝達系・シャーシ」に相当する骨・腱・靭帯などの強化などに効果があり、
ビジュアルトレーニングやバランス系トレーニングなどは「ドライバーの能力向上」という脳・神経系の向上に最も効果がある、
ということである。


無論、前述のように波及的に他の部位に影響を期待できる側面もあるが、
基本的にはこのように考えるべきである。



何故このようなことを、というのは、
「~が痛いんですけど、どこを鍛えれば良いんですか?」
という問いが後を絶たないからである。



さて、とは言うものの、
特にウェイトトレーニングに関しては考え方を変えると、
他の部分への効果が大きくなる可能性が高い。


その考え方のキーポイントになるのが、
「支点をどこに作るか」である。


ウェイトトレーニング自体は、あくまでも基本的には「エンジンの排気量や馬力を増量する」ことが目的ではあるが、
その一方で「脳・神経系」への影響も大きい。
ある競技に近い動きであって、しかし本質的には異なるうごきであると、
その実際の競技の身体の使い方とは異なる動きのパターンが強く刷りこまれてしまい、
選手によってはそれが良くない影響を発してしまう例も少なくない。
野球や相撲の重鎮が、「筋肉を硬くしてしまうので好ましくない」と否定的なことを言うのは少々的が外れているが、
結果的には一理ある、と言えなくも無いのはそういう側面があるからである。



……ちょっと長くなりましたな。



少し分けて書きますか。



続きは次回。