今日は私がアドバイザーを務めるフィットネスクラブが明日新規オープンを迎えるにあたり、
この時点で何をする、ということも無いのだが、最終確認の意味合いも含めて顔を出した。


かなり立地に恵まれていることもあり、予算的にはまずまずのようだ。
あとは明日、不手際なくお客様をお迎えするのみ、である。


どんな店舗でも新規オープンというのは大変で、店ごとに様々な問題が発生し、
私もクラブの開業には三十ヶ所以上携わった経験があるが、一つとして同じオープンは無い。



幾らでもやることがあり、万全と思った先から次の準備すべき項目が出てくる。
だが、つらいことも沢山あるが、
やはり新規店は心も新たになり、格別のものだし、替え難い経験である。


昔、若い人によく言ったのは、
「新規開業は一度きりである」ということ。
当たり前のことなのだが、その店が未来永劫存続するか否かは別にして、
店にとっての開業、という瞬間は一度きり。
その一度きりの場面に立ち会えるというのは、誰でも出来ることではない、ラッキーなことだと私は思うのである。


何かの力によって「与えられる」“機会(チャンス)”を大切に思えること。
こういう人がまたさらに大きなチャンスに巡り会うような気がする。



だからこそ、そういう機会に出会えた人には、
それを大事にして欲しいのである。