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低酸素室の禁止を検討 WADAのパウンド会長
2006年5月12日(金) 0時45分 共同通信


 【ロンドン11日共同】世界反ドーピング機関(WADA)のパウンド委員長が11日の電話記者会見で、低酸素室の使用をドーピング(薬物使用)違反として禁止行為にするかどうか、13、14日の理事会などで検討することを明らかにした。禁止が決まった場合、使用した選手は2年間の資格停止処分を受ける。
 低酸素室は人工的に高地にいる状態をつくり、血液中のヘモグロビン値を高めるため、持久力向上に効果がある。日本では東京都西が丘にある国立スポーツ科学センターの宿泊施設に低酸素合宿室が72室ある。
 パウンド委員長は「低酸素室はかねて是非が問われていた。理事会がどのような結論を出すかは分からないが、WADA内の委員会ではスポーツの精神に反すると判断された」と述べた。




なるほど…


ま、確かに以前から論議の対象にはなっていたし、
考え方によってはごもっとも。


だが、こうなると本当に様々な「トレーニングの手法」までドーピングとも言えなくも無い。
ボーダーラインをどこに設定するか?である。


以前のエントリーで、こんなことを書いたことがあった。




私は以前から、こういう仕事に携わっている事とは無関係に、
漠然とドーピングについて考えて来た。


どういう事かと言うと、
ドーピングに引っかかる薬物などが、
現在IOCで定められており、それを使用した者が失格となる訳だが、
恐らく(想像だが)、今のところはまだ禁止になっていない物が多数あって、
たまたまリストに入っていないだけで、
今は引っ掛かっていない、というケースも沢山あるのではないか?
と推測してしまう自分がいる。


特に、最近は「サプリメント」の研究が非常に発達していて、
その「サプリメント」と「ドーピングの禁止物」との境界線は、
今後ますます曖昧になっていくように思える。


もちろん、一方は「身体に悪影響の出る恐れのあるもの」
という定義が一つあるのだろうが、
世界のコーチや研究者、つまり「何としても勝たせたい」側の方が、
今の禁止リストに入っていない、限りなく「サプリメント」に近い物を研究して作り、
選手に与えるというケースも起るだろうし、
今現在も起きているのであろう、という事だ。
この辺は、結局“ボーダーレス”になっていくような気がする。






これからどうなっていくんでしょうかね…

また新しい手法を考え出し、イタチゴッコの連鎖かしら…


ついでに、以前に書いたドーピング関連エントリーを列記しておく。
ご興味のある方はぜひご一読を。


(少々、過激な意見もあります。)



ドーピング考と室伏選手金メダル


ドーピング“密告”の哀しい実態


スポーツ・ドーピング新検査ミス連発(アテネ五輪)


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