いよいよ、若手の星の登場か。
本当は次のバンクーバー五輪の担い手だったはずなのだが…



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【スキー】W杯に15歳・伊藤を起用…ジャンプ日本チーム
スキー・ジャンプ日本チームのユリアンティラ・ヘッドコーチは11日、W杯転戦メンバーに15歳の高校生、伊藤謙司郎(北海道・下川商高)を起用することを決めた。17、18日にスイスのエンゲルベルクで行われる個人第7、8戦でW杯に初挑戦する。代わって山田大起(北野建設)が格下のコンチネンタル杯に回る。

伊藤は10月の国内選考会で5位となったが、W杯、コ杯の出場資格がなかったため派遣が見送られた。11月の国際スキー連盟(FIS)公認大会で2度2位となり、コ杯に出場。4、5日のコ杯(フィンランド)でいずれも日本勢最高の17位と12位に入った。





スキージャンプW杯もすでに6戦を終えた。
今のところ日本勢は全体的には振るわず、
唯一、我がチーム雪印の岡部孝信選手が第2戦から13位、13位、10位、18位、10位と連続してポイントを獲得し、
二度ののTOP10入りを果たしている。
現在のところ、総合ランクでも12位で、一人気を吐いているといった状況。
だが他の選手は予選落ちや、二本目にすら進めないという状態。
そんな状況を打開する意味も含めて、スーパー高校生の伊藤選手が抜擢された。


記事にもあるように国内選考会ではW杯派遣の資格の順位に入ったが、
ポイントにより出場資格がなかったので、格下のコンチネンタル杯でポイントを取り、
満を持しての登場、ということだ。


ぜひ、若い力で風穴を開けて欲しいものだ。



さて日本チームのことも心配だが、
最近のジャンプ界は勢力分布が変わってきている。


ここ最近の勝者はヤクブ・ヤンダ(チェコ)、ロベルト・クラニェツ(スロベニア)、アンドレアス・キュッテル(スイス)。
もともとはジャンプ強豪国と言えばフィンランド、オーストリア、ノルウェーなどであり、異変といえば言えなくも無い。


だが、これには様々な要因もあるようだ。


例えばスイスは、今年に新しいジャンプ台が4基完成し、他国へ遠征の必要がなくなり練習環境が向上した。
またチェコのヤンダ選手は、元・日本チームヘッドでスロベニア人コーチのバイツ氏の指導で急成長。
恐らく想像するに、コーチの力量もあろうが、
コーチの考え方と国の方針とが合致し、互いに理解が出来た体勢でスタートできた為だろうと思われる。
コーチングとは、選手とコーチの関係のみならず、
周辺環境を含め、周囲のスタッフとの信頼関係が構築された上での総合力の結果なのだ。


さて、新興勢力が伸してきているのはいえ、以前からの強豪国もこのままではいないはず。
特に全体的な暖冬傾向による雪不足で練習量が確保出来なかったための調整不足も否めない。
これから徐々に調子を上げてくるだろう。


日本チームがどこまで本来の力を発揮できるか。
岡部選手以外の選手達がどこまで発奮し、挽回できるか。


五輪メンバーの選考と共に、目が離せない状況が続く。