11月に派遣選考会 新方式、直前の仕上がり重視-ジャンプW杯・北海道新聞


正式に発表があるまではblogにも書かないほうが良いとの判断で控えていたが、
新聞にも発表になったようなので。


2005/09/10 10:59

 ノルディックスキー・ジャンプの全日本チームが11月中旬、今季W杯の派遣メンバーを決める選考会を開くことになった。今夏のサマーグランプリ(GP)を含めた開幕前の実績よりも、直前の仕上がりを重視する異例の試みで10月に予備選を行う。来年2月に迫ったトリノ冬季五輪の代表選考はW杯前半戦の成績を重視するため、選手にとっては五輪への第1関門となる。

 今季W杯は11月25日にフィンランドで開幕する。昨季までW杯の出場資格は個人の累積ポイントに与えられていたが、今季は各国チームの裁量でメンバーを決められるようになった。

 これまで通り、W杯ポイントの上位者から選ぶ方法もあるが、昨季の日本勢は伊東大貴(土屋ホーム)の総合13位が最高と振るわなかった。競争を促し、チームを活性化させるのが狙いだ。

 予備選は10月15、16の両日、長野・白馬で行い6人を選ぶ。これとは別に、10、11日のサマーGP白馬大会の成績上位2人も11月の本選に参加する。本選は欧州合宿中に開き、8人から出場枠の6人を決める。



トリノオリンピックに出場するためには、
まずは今季のW杯に参戦し、そこで好成績を挙げることが必要条件になる。
今までは、そのW杯に参戦するのも、国際的に定められたポイントを持っていないと叶わなかったが、
記事にもあるように、今季は各国の裁量でメンバーを選考できるようになった。


以前の仕組みだと、昨シーズンまでの獲得ポイントでW杯参戦が決められるため、
その時点での実力や調子とは半年以上のタイムラグが出来てしまっていた。
つまりその時にいくら調子が良くても、W杯に出ていないと五輪代表にも選ばれ難い、ということが
理論上は新しい選考方法では解消出来ることになる。


そういう意味では選手のモチベーションも維持でき、
直前まで選手同士の競争意識も生まれ、高いパフォーマンスも期待できる。
ただし難しいのは、W杯や予備選で好成績を挙げても、
それがオリンピックという大舞台で発揮できるかは不透明だということだ。
これは毎回もめている、マラソン代表選考と似ているかも知れない。
大舞台で力を発揮したりするのは経験もモノを言うし、
またジャンプ台によってのクセがあり、その台でパフォーマンスを発揮しやすい選手がいるのも事実。
風などの自然条件によっても勝敗が分かれることも多い競技であることもある。
マラソン選考でも、経験や現地の暑さ、コース設定にも拠る事が選考を悩ませる要因にもなっている。
もちろん、直前の調子重視、一発勝負選考が公平で恨みっこなし、というのも、また真実だが。


いずれにしろ、これからの約半年のコンディションの維持と調整が、
非常に重要になるのは間違いない。