札幌に発つ前、TVを見ていると、
先の陸上世界選手権ハードルで銅メダルに輝いた為末選手が出演していた。
昨夜もスポーツニュースに出演しており、まさに大忙しといった感じ。


彼はまさに「人格者」ですなぁ。
人柄が滲み出ていて、非常に好感が持てる。
これで好感度がさらにアップでしょう。


それで今日の出演で、
「常にTシャツ姿のライブドア堀江社長と、場に応じたスタイルで現れる楽天・三木谷社長。どちらを評価しますか?」
との質問を受けた。
(くだらない質問を!と、ここでは言いっこなし)
そこで為末選手の答えは、

「自分のポリシーを通すという意味では堀江社長。
 しかし“印象”というものも金銭に換算できるものだと思うので、
 そういう点においては三木谷社長。」

と答えた。


う~ん、見事!

司会の和田アキ子さんが思わず「ソツがないね~」と言っていたが
(和田さんが言ったという事実は度外視して)
まさにその通り。


彼は海外遠征中の合間でも、
時間があるとビジネス書を読みふけていると言う。
また将来は経営にも興味がある、とのこと。
経営者になるか否かは別にして、
様々な見識を取り入れようとする姿勢は見事の一言に尽きる。


アスリートとは「肉体の表現者」であるが、
忘れられがちであるが、その肉体をコントロールするのは「頭脳」。
“学問が出来る・出来ない”という問題とは別にして、
様々なものの見方をし、瞬時にその場に適した行動を選択すると言うのは、
かなりのクレバーな頭脳が必要で、優秀な学者並みの洞察力と判断力が要求さsれる。
つまりアスリートには優秀な頭脳が必要で、
そのためには、それ相応の勉強が必要なのだ。


「頭が筋肉で出来ている」などとアスリートをバカにするような言い回しをする人間もいるが、
その「筋肉」を動かすのは「頭脳」なのだ。


“頭”が良くないと、決してトップアスリートにはなれない。


当然、その人間たちに関わるトレーナーも、
それ以上の幅広い“勉強”が必要なのである。