昨日もお伝えした通り 、「パーソナルトレーナー養成」の講師を一部依頼されており、本日出向いてきた。
「基本コース」と「上級コース」があり、今日は基本コースの2ヶ月間の最終日で、最終テストであった。


ま、内容はともかくとして、「パーソナルトレーナー(以下、PTRと呼ぶ)」と言っても知っている人は知っているが、馴染みの無い人には全く分からない言葉であると思う。



簡単に言うと、自分個人に付いてもらう時間契約トレーナーで(フィットネスクラブにいるスタッフのような人が、自分一人に付いて、色々指導してくれる)、相場は1時間4000円~6000円程度と思われる。


これを高いと思うか安いと思うかはそれぞれの価値観だが、以前はスポーツ選手や芸能人に限られていた利用者も、まだまだ数は少ないとは言え一般の人も利用するようになった。メディアでも認知度が増してきて、仕事として目指す人も徐々に増えて来て、本日行ったような「養成コース」も行われており、様々な事情や思いを胸に受講しに来るのである。


「どこにPTRがいるのか?」という事だが、一般的にはフィットネスクラブにいる場合がほとんどだ。そのフィットネスクラブと契約して、会員の方を対象に指導を行うというパターンだ。
その他には独自で活動されている方もいて、そういう人はWebで検索すると紹介サイトや団体がある。
(googleで「パーソナルトレーナー」で検索するとものすごい件数がヒット)
そこで何らかの方法で連絡し、自宅や指定する場所に出向いてもらい、指導を受けるのである。


最近は一般の人も利用するようになった、とは言ってもまだごく一部である。冷静に見ると、例えばフィットネスクラブにいるPTRを利用しようと思うと、月々の会費がおよそ1万円として、それに加えて1回あたり5000円程度支払うとする。効果的に指導を受ける為に月2回利用したら、月の合計が2万円である。なかなか多くの人にとっては、簡単に出せる金額とは言い難い。そう考えると、やはり現実に利用できるのは「そこそこ裕福な人」というのが実情だ。この辺りは、やはりフィットネスクラブの会費形態が見直されないと普及に拍車は掛かり難いと思われる。


これは、

「腕の良い商品力の高いPTRが多数存在するクラブ」という事がどこまで営業的メリットと成り得るか?
そのPTRの育成を自社でもコストを掛けて行うのか?
あくまで自分で腕を磨いたPTRを募集・採用するのか?etc…

などの要素のせめぎ合いであろう。


もちろん個人の腕を磨き、それをアピールして活動していく事も可能だし、事実そのようなPTRも存在する。
私は、強く頼まれてどうしても!という時だけPTRの要請に応えるが、それ程の富裕層で無くとも、健康上の理由や社会的理由から「必要にせまられて」というユーザーも居るのも事実だ。その辺の互いの情報交換の場、言わば「お見合い」の場が明確に普及すれば、状況は大幅に変わるかも知れない、と思う。


しかしそれとて、もっともっとPTR自身が己の能力を高めていかなければならない。レベルを上げなければ、そんな商品は売れるわけも無い。最終的にはここが鍵だ。
とは言うものの、やはり“景気”には左右されるのも事実。各企業スポーツチームでさえ、業績悪化で最初にリストラするのはトレーナーなどの部門。その後最悪の場合は廃部となる訳で…。


一部のPTRの人達は高齢者社会を睨んで、介護保険を使えるような資格で、PTRでも取得出来るようなモノが出来るらしい?との噂を察知して、色々動いているようではあるが…。