今日は、定期的に依頼を受けて実施している、
パーソナルトレーナー勉強会を担当してきた。
テーマは「ウェイトトレーニングの曖昧ポイントの整理」。
かなり漠然としたテーマではあるので、
あまり話が散らからないように注意をして話したが、
どうしても枝葉の方に脱線してしまって…
私はボディビルダーの方のようにウェイトを専門にやってきたわけではないが、
「経験的に」とか「人に~と教わったから」などと済ますのが好きでなく、
解剖学や筋生理、神経学などから、
「何故、そうなのか」という観点で自分なりに説明付けをしたいタイプ。
プロは当然、同様に考えるべきとの思いから、自ら企画した内容である。
(企画はいつも自分だが)
現場の指導者も、実は意外に「曖昧なまま」指導している事が多く、
私も疑問を持ちながら自分なりに検証してきた内容を解説。
大まかな個別テーマは、
「ベンチプレスで、背中を反らせた方が高重量が挙がりやすい理由」
「筋を太くし過ぎると、筋力が落ちることがある理由」
「筋肥大とパワーUPが必ずしも一致しない理由」
「高重量を挙げるのと、目的の筋に最大の効果を与えるのが必ずしもイコールでない理由」
などなど…
(ちょっと分かり難くてすいません)
ウェイトトレーニングというのは、もちろん基本的な理屈は存在するのだが、
かなり「経験的に」語られる部分も多く、
確かにものすごい身体を作り上げた人の方法論には説得力がある。
だが、その理論がすべての人に当てはまるか否かは別問題で、
一見、違うように見えたり聞こえたりする方法論も、
実はあるところで横串状に貫く「共通項」があり、
そこを理解しておかないと、多くの目的の違った対象者に指導が出来ないのである。
ましてや、全ての人が「たくさんの筋を付ける」という目的ではなく、
競技選手にしても、専門によって細かい実施の仕方は異なるわけで…
最近思うのは、
やはりプロに最も必要なことは「考えること」。
無論、書物や先人たちの教えを受けるのは言うまでもないが、
自分自身の「思考しながらの実践」を通して、それに加えてトレーニングのみならず、
西洋医学・東洋医学・武道・各国民間療法…などの考え方を加味しながら、
自ら「編んで」いかなければ、答えは見えてこない。
ま、今回はたまたまウェイトトレーニングがテーマだったが、
これは全ての事柄に言える。
何に於いても「理由」があり、「答え」は自ら見つけるもの。
それには「思考⇔実践」のサイクルに尽きるのである。