TBS金曜夜に放映しているドラマ「ドラゴン桜」。


今期、日テレ「女王の教室」と並んで真剣に見ているドラマである。


このドラマ、漫画が原作だが、非常によく出来ていると思う。
「ドラマなんて…」と思っている方も是非食わず嫌いせず、一度ご覧になることをお勧めする。
基本的には、荒れた高校で学力も低く心もすさんでいる学生を「東大合格」まで導くストーリーで、
「バカとブスほど東大に行け!!」のタンカが心地良い。
だが、実際には受験のための様々な画期的なアドバイスが、様々な仕事に対する物事の考え方にも通じ、
阿部寛さん扮する桜木先生が見事に示してくれている。


昨夜の回は、生徒たちが授業をまともに聞かない事が、
自分たちに問題があるとも気がつかないほど、
出来が悪く問題意識も持っていない教師たちに向かって放った言葉が痛快。

「人にモノを伝えようとした時、徹底的に相手の立場に立つ必要がある。
 その基本は奉仕の心、サービス精神である。
 その思考が“どうしたら相手に理解してもらえるか”に繋がる。
 それがアナタ方に欠けているのだから、教師の言葉を生徒が聞かないのは当たり前である。」


これは教師、トレーナー、施術家、全ての指導者に当てはまる。


人に自分の考えを伝える場合、
どうしても“何をどのように伝えるべきか”を考えてしまいがちだが、
実はこれは正しいようで、間違い。


まず、「相手にどういうアクションを起こして欲しいのか」を考え、
そして相手の環境(理解力、熱意、目的意識)を鑑み、
それらに基づいてアクションを起こさせるべく、ブレゼンをするのである。


これが出来た状態が、「コミュニケーション」がとれている、ということになる。
つまり最も重要で且つ難しいのは、
「徹底的に相手の立場に立つ」ということである。
「奉仕の心、サービス精神」とは、相手に媚びを売ったり迎合することとは違う。


過去にも、これらに関連するエントリーを書いている。


パーソナルトレーナーの「コミュニケーション術」


トレーナー養成コース「コミュニケーションテクニック」


「コーチング」とトレーナー業など


「ユーザーの立場に」は難しい



“アクションまで起こせないのは、伝わっていない証拠。それは相手のせいではなく、全て自分の責任。”

と肝に銘じて選手、学生、患者さん、取引先の皆さんに向き合っているが、
私もまだまだ。


桜木先生の言葉が一層、胸に響くのであった。