随分前に「その①」を書いて、すっかり忘れてた「厳しいところはやたら厳しい」わけ シリーズ。


待っていた人はいないでしょうが、第二弾。





私が学生さんや若い人に厳しいポイントを以前のエントリーで 書いた。


①挨拶(礼)。
②こちらが何度も話をしている事柄について、同じ質問してくること。
③“無礼”な態度。
④泣きつき。


今回は2番目の「こちらが何度も話をしている事柄について、同じ質問してくること」について。





教鞭を執っている学校でも、やたらとこれが多い。
多くの講師は、恐らくそれなりに再度答えるのかも知れないが、
私は基本的には、これについてはやたらと厳しい。

「先生~、テストっていつでしたっけ?」
「成績って、どういう風に付けるんですか?」

私「前に言ったろ。聞いてないか覚えてないなら、周りの者に聞け。
  子供じゃあるまいし、同じ事何度も聞くな。」

と、なる。


多分、意地悪に見えるぐらいに。
(当然、多くの学生は口を尖がらせて「チッ」という感じで「このケチオヤジ」という態度アリアリ)


もちろん、時間の無駄だから教えちまうこともあるが、
出来るだけこの姿勢は崩したくないと考えている。


その理由を書いてみる。


この学校は、基本的にはトレーナーを目指す学校で、
その他フィットネスクラブや医療機関などにも就職する者も多い。
これらに共通しているのは、有望な分野ではあるものの、
そのなかで生き残っていくのはかなり「厳しい」分野である、ということだ。

(ま、他の業界でも同様だが、特にアルバイトに代わられたり、安い賃金で使われる可能性が高い、と言う意味)


その厳しい世界で生きていく場合、
一度伝えられた情報を再度ノー天気に聞きなおすなどの行為は、
自分の無能さと真剣さの欠如とみなされても仕方がない。
評価も上がらず、最悪はリストラの有力候補になる。
「今は学生だから」と言っても、およそ半年後にはいやでも社会に出なければならず、
悠長なことを言っていられる時期でもないし、そういう社会環境でもないのである。


いずれにしろ、まもなくそのような厳しい状況に直面することになる。
ならば今からその免疫を、ということもあるし、
何よりも、それが社会の「常識」だ。
百歩譲って、仮に聞き逃したとしても、
まずは周囲の級友に確認するなどして「自己解決」をまずしてみる姿勢が大事なのだ。
安直に甘ったれると、結局は自分が損をすることになるという「緊張感」が必要なのである。


さらに200歩譲って、再度同じことを尋ねるにしても、
相手が「しょうがねぇなぁ」と感じ、思わず同じ事を教えてしまうような状況をつくるテクニックも大切なのだ。
これは「営業テクニック」にも通ずる。
モノを売るばかりでなく、自分を売り仕事を獲得するのも同様だ。


この世界で「ボサーっ」としていることは許されない。
常に緊張をしろ、とは言わないが、
緊張して集中すべき場面の見極めと、
もしそれが出来ていなかった場合の打開策とイマジネーションを、
併せ持っていないと、仕事を繋げることは出来ないのである。


厳しいようだが、社会に出るともっと厳しい場面に遭遇するし、
もっとおっかないオッさんたちがウヨウヨしている。
むしろ指摘してくれることは稀で、黙って心の中で厳しい評価を下す。


そんなわけで、学生さんたち。がんばってチョ―らい。