Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 熱中症で21人が病院に…東京シティロードレース



今日、こんなことがあったらしい。
重症の方もいるということであったが、
最悪の場合、命を落とす事もあるので、不幸中の幸いというべきか…


(ちなみにサーバーエージェントの藤田社長 もこの大会に出ていらしたようで。

 見事、完走されたもよう。)




12日午前に東京都心で行われた「東京シティロードレース2005」(東京新聞などでつくる実行委員会主催)で、参加した市民ランナーが相次いで体調不良を訴え、東京消防庁によると、21人が病院に搬送された。

 23~55歳の男女で、ほとんどが熱中症と診断され、うち5人が重症という。

 主催者によると、同レースは、日比谷公園(千代田区)から国立競技場(新宿区)までの10キロのコースで行われ、16歳以上の6283人が参加した。午前9時半のスタート時の気温は28・5度だったが、その後上昇し、レース終盤やゴール後に気分を悪くする参加者が目立ったという。
(読売新聞) - 6月12日



関連するエントリーとして、以下を挙げておく。


健康のメカニズムの基本

梅雨時の健康管理が何故難しいか

温度変化の激しい時の体調管理

これらのエントリーで触れているので、
詳しくはそちらをご覧いただきたいが、少し解説を。


人の身体はご存知のように「恒常性」というシステムがあり、
例えば体温をほぼ一定に保つようになっている。
平熱と言われるのが大体35度~37度あたり。
体調を崩して高熱を発したとしても、せいぜい40度までで、
それを超えたら最悪の場合生命の危険がある。
(まず、脳が障害を受ける)


その体温調節機構のポイントになるのが「発汗」である。
「発汗」は、汗をかくことでその汗が乾く時に「気化熱」として熱を奪われるために組み込まれたシステムである。
逆に考えると、「乾かなければ」体温調節機構としての意味が無い。
先週末から梅雨入りしたが、
この梅雨時は湿度が高く、当然洗濯物も乾きにくい。
つまり、「汗」も乾きにくいので、野外活動において真夏以上に注意が必要なのだ。
真夏でも、屋外よりも以外に体育館などの屋内の方が、
熱中症になることが多いのもこの理屈だ。


発汗による気化熱を用いての体温調節機構は、自動車で言うと「空冷エンジン」に例えられる。
この時期は汗が乾きにくいとすると、「水冷エンジン」にするしかない。
つまり、水などで外部から冷却する、という事になる。


また、皮膚の(体表下)での血液などの体液循環がスムースであれば、
そこからの放熱で熱を逃がして、それでも間に合わなければ「発汗」という仕組みに移行するので、
やはり体内環境にも気を配る必要がある。
要は「循環を妨げない」ような日々の生活であったり、
今日のようなレースの前日、レースのある週の過ごし方である。



これらに関する話題は、このblogの「健康観・身体関連」 カテゴリーにあるので、ご参考まで。



最近、このカテゴリーの投稿をちょっとサボっているので、改めて頑張ります。