asahi.com:ジャンプスーツのデザイン統一 高橋大斗らに影響?

国際スキー連盟(FIS)が、ジャンプ競技のスーツのデザインを統一するルール変更を決めた。9日、FIS会議から帰国した全日本スキー連盟の村里敏彰・競技本部長が明らかにした。揚力を得るためにスーツ生地の裁断、縫製方法を独自に工夫してきたノルディック複合の高橋大斗(土屋ホーム)らの飛距離に影響が出そうだ。  ジャンプスーツは数年来、体に密着させるようにするルール変更が続いてきた中で、デザインの工夫は認められてきた。だが、公平性を高めるため、今夏からはすべて統一される。



スキージャンプ・ジャンプスーツの問題

スキージャンプ選手・ジャンプスーツの問題Ⅱ

ジャンプスーツの構造と特徴


などの過去のエントリーでも書いてきたが、

今後は今まで、各選手が個人でルールの範囲内で行なってきた様々な工夫が、

一切許されなくなる、という事だ。



これだけで、現時点で「日本が不利、北欧が有利」とは言えない。

北欧選手の中にも様々な工夫をしている選手もおり、果たしてどの選手に吉となり、凶となるか…



でも、こういうことよりも、

試合前のスーツの計測(身体とのゆとり状態)をもっと公平に、

システマチックに実施する事の方が重要な気がするが…。




 そうこうしている内に、

 ノルディックスキー、ジャンプの伊東大貴(土屋ホーム)、船木和喜(フィット)ら強化指定選手が9日、東京都内の国立スポーツ科学センターで本格的なトレーニングを開始した。




 色々あるが、選手諸君には己の鍛錬に邁進して欲しいものだ。