このエントリーのカテゴリー分けは迷ったが、
一応、法人の代表者である私なので、
広い意味で「仕事関連」という事に。


今話題のlivedoor堀江社長の社長日記:2/11(金)のエントリーに関連して。


堀江社長の強烈な個人的キャラクターの印象から、
「好き・嫌い」が分かれるのは当然として、
その一方で、そればかりにとらわれると、問題を見誤るなぁ、と
以前から考えていたので、ちょっとエントリー。



社長日記:2/11(金)より一部抜粋。


色々な思惑が渦巻いていますが、単なる転売目的でこんなリスクとりませんって。ウチは、ヘッジファンドじゃないんだから。目的はニッポン放送を中心としたフジサンケイグループの価値向上ですよ。報道ではよくフジテレビによるグループ防衛策~、とか言っていますが、何から何を防衛しようとしているんでしょうか?なんでウチが敵になるんでしょうか?危害を加えるどころか、価値を向上させようと言っているのです。株主にとっても社員にとっても視聴者(消費者)にとってもいいことだと思いますが。

~ 中略 ~

まあ、経営陣が株主に文句言われず、自由に経営したいってことなんだろう。早期に上場して常に株主と対話してきた自分としては信じられないことなんだけど。会社は(資本)金がないとはじめられない。だれが金を出しているのか、株主である。経営陣は株主から経営を委任されているだけの存在である。






繰り返しになるが、
堀江社長に対する、印象から来る「好き嫌い」は別にして考えると、
彼の言っている事は、至極もっともだし、妥当性もある。


特に「会社は誰のものか?」という、当たり前のテーマ。
無論、多くの人は「知識」としては知っていても、
実際には「社長のもの」「会長のもの」「創業者家系のもの」
などと感覚的には思っている人が多い。
恐らく、ほとんどの「社長」はそう思っているのではないか。(内心は)


しかし、抜粋記事にもあるように、
会社は出資者である「株主」のものであって、
代表取締役社長は、株主の依頼で経営を「代行」しているだけの事だ。


そして会社の方向性を決める「株主総会」では、
基本的には多数決で決まるため、
持ち株の数が過半数を超えれば、
その筆頭株主である人間の考えが現実には総意、という事になる。
政治の世界の、与党と野党の関係のようなものだ。


恐らく(あくまでも勘)堀江社長は、
それほど難しい事を考えている訳でも無く、
単純に「今の株主(フジの)が何も言わないんなら、私に言わせてくださいよ」
というだけの話なのではないか?
要は「株主・ユーザー(視聴者)・スポンサー」の3者が
もっと喜べる仕組み作りをしましょうよ、と。
(その方法論は、まだ聞いていないから正しいか誤りかは不明)


堀江社長がこれから何をやろうとしているのか?は別にして、
また、発言内容のデリカシーの有無も別にして、
現在、彼がやっている事、やろうとしている事には、
ほとんど問題は無い様に思えて仕方が無い。


要は「親方・日の丸」的な考え、姿勢から脱却しよう!
というのが堀江社長の基本的考えだろうから、
そこは大いに歓迎すべきだと思う。


その先は、世論をどこまで見極められるかの勝負だ。
そこは国民全体で、じっくり監視的に見守れば良いのだ。