15日にオーストリアで行われたスキージャンプW杯・第14戦と、16日の第15戦の結果。


今回はフライングヒル選手権。
フライングヒルとは、通常のラージヒルがヒルサイズ(これ以上飛んだら危険ゾーン)が130~140mであるのに対し、
フライングヒルはヒルサイズ200m!
トップ選手は200m以上飛んでくる。
私も生で見た事は無いが(日本には無いので)、
ラージの倍近く飛ぶジャンプは迫力満点だ。


ちなみに、総合でダントツトップのアホネン選手は出場していないようだ。
フライングは危険度も高い為、出場しない選手も多いらしい。
まあポイントは十分だし、リスクをとる必要も無いという事かも。


第14戦
オーストリアのビドヘルツル選手が優勝。
ポーランドのアダム・マリシュ選手が3位に。
私の記憶では、久々の優勝ではないだろうか。
日本勢では伊東大貴選手(土屋ホーム)の19位が最高。
宮平秀治選手(ミズノ)29位。
葛西紀明選手、船木和喜選手、東輝選手は2本目に進めず。


第15戦
ポーランドのアダム・マリシュ選手が優勝。
前日優勝のビドヘルツル選手が2位に。
日本勢は伊東大貴選手が6位に。
葛西紀明選手が22位。
他の3選手は2本目に進めなかった。


最近の成績を見る限りでは、
伊東選手が完全に一皮向けたようだ。
現時点では、完璧な日本のエース。


でも、好調って長く続かないんだよなぁ。
微妙なタイミングのずれで結果が左右されるスポーツであるが故に、
一たび狂うと修正が難しいのだ。