本日、札幌大倉山で行われたHBCカップジャンプ大会の結果。

優勝:重松健太郎選手(東京美装)
2位:湯本 史寿選手(東京美装)
3位:遠藤 悠介選手(日体大)
4位:柴田 康宏選手(東京美装)


最近好調の重松選手が悲願の優勝!
この試合の模様は、この後3時55分からTBS系列で放映される。
(地域によって異なるかも)
ぜひご覧下さいませませ。



さて、この大会は「ノックアウト方式」で行われた。
W杯でも数試合、この方式で行われ始めている。
見ている側はなかなかスリリングで、面白い。


「ノックアウト方式」とはいわゆる「勝ち抜き戦」のことであり、
通常のジャンプの試合は、まず予選を行い上位何名かが本戦に進み、
そこで1本目のジャンプを飛び、上位30名が2本目に進み、
2本の合計ポイントで順位を競うが、
それに対して「ノックアウト方式」は、予選で上位16人に絞り、
そこからは1対1で勝敗を競う。
(予選1位と16位、2位と15位、などと)
次は8人で同じく1対1で勝負。
最後の4強は1本づつ飛び、そこでのポイント(飛距離と飛型点)で順位を決める。


ここまで聞くと、「なんだ。トーナメントじゃないか」と思う人もいるだろうが、
実は我々が知っている、いわゆる「トーナメント」は、和製英語なのである。
「トーナメント」とは本来、競う者が一同に会して勝敗を決める試合の事で、
それが勝ち抜きだろうが、総当たりだろうが、関係はない。
ゴルフの試合でも「トーナメント」という言い方をする場合があるが、
あれも「一同に会して」という意味では「トーナメント」で間違いはない。
高校野球も「トーナメント」である事は間違い無いが、
あれがもし総当たりの「リーグ戦」であっても、「トーナメント」なのだ。
我々日本人が知っている「トーナメント」とは、
世界標準では「ノックアウト方式(ノックアウトシステム)」と呼ぶのである。


ちなみに、リーグ戦の「リーグ」とは、元々「グループ」という意味で、
同じレベルのもの(Jリーグ、メジャーリーグなど)や、
あるいは同じ身分のもの(東京六大学野球リーグ)を指し、
その勝者を決める「ラウンド・ロビン」と称する総当たりのやり方が、
「リーグシステム」という言葉を生んだらしい。


我々、日本人が認識している「リーグ戦」「トーナメント戦」は、
正しくは「リーグ戦(リーグシステム)」と「ノックアウト戦(ノックアウトシステム)」なのである。


そう考えると、サッカーのW杯でよく使われる
「予選リーグ」と「決勝トーナメント」という表現もおかしいことになるのだが…。