Yahoo!スポーツ - 松坂熱血先生怒った - スポーツニッポンより。



怪物がチビっ子に怒りの喝だ。西武・松坂大輔投手(24)が会長を務める親睦団体「55年会」が主催する野球教室が11日、西武ドームで行われた。イベントには55年会の37選手と29チーム、455人の小学生が参加したが、松坂は礼儀を欠いた行動に苦言。さらには指導者、親の教育方法にまで異議を唱えた。55年会の今後の発展プランも口にした松坂は、将来の球界を担う子供たちを思えばこそ声を大にした。

 黙っていられなかった。イベント終了後、松坂は「最後は気分が悪くなっちゃいました」と胸の内をぶちまけた。原因は参加した子供たちのマナー。「あいさつはもちろん敬語も使えない、名前は呼び捨て…」。笑顔は消えて思わぬ仏頂面に。表情からは怒りと無念の思いが伝わってきた。

 自身が会長を務める55年会初のファン参加イベント。成功を確信していた松坂は、参加者とのギャップに驚いた。「僕の時は小中高と本当に厳しかった。“ケツバット”なんて当たり前。殴れなんて言わないけど、時代が違うのかな」。イベントの冒頭に「あいさつはしっかり。呼び捨てもやめよう」と司会者がアナウンスしたが、聞こえてくるのは「松坂!」の声。野球の技術だけでなく心も教えたい。だからこその苦言だった。

 「(元阪神の)野村監督の“人間的な成長なくして技術の進歩なし”という言葉は、いつも自分に言い聞かせています」。子供たちが指導者に乱暴な口を聞くのも耳に入った。しかし監督、コーチは何も言わない。「監督やコーチ、親はもっとしつけが必要ですよ」。参加者にも高い理想を求めるのが55年会流。負けないように団体としても成熟するつもりだ。
(スポーツニッポン)




いやあ。松坂選手の気持ち、痛いほど分かります。
ここのエントリーでもよく書いているが、
私も学生のマナーには閉口すること、しばしば。
「小学生だから仕方が無い」ではなく、小学生だからこそ言わなければならない事もある。


記事にも“監督、コーチは何も言わない”とあるが、これこそが問題。
私などは、小姑のようにうるさく言っている。
(それでも、自分の気持ちの半分程度に抑えている)
だから結局、学生からはあまり好かれていないが…。


松坂選手が言えば、かなり効果もあるでしょう。
でも、結局その後、家に帰った後に親や指導者が
松坂選手同様の態度で教えないと、彼が叱咤した意味が無い。


「松坂選手、怒ってた見たいだけど、カッコ良かったね~」
なんて間抜けな話で終わったら、全く浮かばれない。
でもな~。難しいかな~。