国内のスキージャンプ選手の本シーズンスタートは、
北海道の名寄市にあるピヤシリシャンツェである。
例年、この時期あたりから移動して、雪上での本格的なジャンプ練習に入る。
ところが…。


今年もやはり、雪が遅いらしい。
通常だと積雪も十分で、この時期はジャンプ台整備も完了となるはずが、
今年は積雪もまだ無いようで。


しかし、選手の気持ちとしては、一刻も早く飛びたい。
そこで12月早々から、社会人選手も総出で、競技場整備を手伝うらしい。
自然雪と人工雪を併せて、滑れるように全体を整備するのだ。
係員の方達だけでは時間が掛かってしまうので、
一刻も早く飛びたい選手達が自主的に整備を手伝う事になったそうだ。
12月の11、12日には、シーズンの開幕戦が行われるので、猶予が無いのだ。



年々、深刻になる雪不足。
北欧も雪が遅いそうだし、ウィンタースポーツの今後が心配される。

私も、トレーニングの為、12月4、5日と名寄に入る予定。