現在、街中を歩くと、
いわゆる“マッサージ的”なサロン、「リラクゼーションサロン」の類いが多数目に付く。
全身をほぐすものから、足裏に限定したものなど、種類は様々。
平たく言えば「マッサージ」なのだが、
国家資格である「マッサージ師」が居なければ、「マッサージ」を名乗る事は出来ないので、
「リラクゼーション」や「リフレクソロジー」「癒し」などという表現になるらしい。
とにもかくにも、日本人総疲労状態であるので、
この手のニーズは非常に高いようだ。
優れた技術と、確かな効果で、ユーザーが殺到している店もある。
さて、私はスポーツ系の専門学校で教鞭をとっているが、
卒業後に、この「リラクゼーション系」に勤める学生も多い。
また、個人的な知人に、この分野に従事する人も多く、
漠然と、ビジネスとして(自分がやる、という訳ではなく、単なる興味)客観視していた。
そこで学生や、知人に話を聞いてみると…。
まず、就職希望者はかなり多いらしい。
「手に職が持てる」という謳い文句や、このご時世にもマッチして
新卒の学生も、脱サラ(脱OL)組も、目指す人が多いようだ。
そして一応、就職試験を通った人たちを待ち受けるのは、
会社によっても異なるようだが、
血がにじむ様な“研修”の日々らしい。
あるサロンの研修の例だが、
日によっては、1日で6~7時間、ぶっ通しで
人の身体の触れ方や揉み方を習得するらしい。
かなりの詰め込み、ハイスピードで。
定期的に確認テストがあり、落ちたらそのパートを再履修。合格まで続けられる。
またある企業は、交通費も出ないらしい。
九州や北海道、遠方の人も、である。
宿泊の必要があっても、当然その費用は無し。
この辺りは、うまく出来ているなぁ、という感じである。
結局、このようなしんどい状況での研修で、
多くの人たちが脱落して行くらしく、
つまりは就職試験を通っても、それは“合格”“祝・就職”でも何でもなく、
研修を受ける権利を得ただけ、ということらしい。
これも企業によって異なるようだが、
晴れて研修後の検定で合格を受けると、
今度は、実店舗での実地研修が始まるそうだ。
つまり「インターン」である。
これがまた上手く出来ていて、ある会社では、給料は一切、出ない。
まあ確かに“研修”だから当たり前と言えばそうだが、
これも「合格」がもらえるまで続く。
この会社では、中には何ヶ月も「不合格」を繰り返し言い渡され、
その間、4月が来ても「無給」のままの人もいるそうだ。
しくみ上、何ヶ月続くかは会社の判断であり、
そこに文句は言えるはずもない。
ただし、会社によっては「合格」すると、
即、「独立開業」のお墨付きをもらえるところもあるらしく、
そうなると、そのチェーン店の「看板」が堂々と掲げられる。
だから皆、つらくとも歯を食いしばって、頑張っているのだろう。
しかし……決して良し悪しを言うつもりは無いが、
結局のところ、タダ働きをさせる人材を多く作り出すシステムのようにも見える。
もちろん、論理的には何もおかしくはないのだが…。
つまりは一種の“道場”ですな。
「黒帯」を取るまでは、金は稼げん、道場も出してはならん、みたいな。
「黒帯」取ったら、師範代になれる、ということでしょうな。
その一方で、
そのようなサロンを経営する会社は、
そのような“マッサージ的技術者”の養成学校も同時に経営しているケースもある。
たまたま、今日の帰り道に駅ビルに寄ってみたらサロンがあり、
パンフBOXに学院のチラシが入っていたので、持って来てみた。
冒頭のように、「マッサージ師」とは言えないから、
この学院での呼称は、「リラクゼーショントレーナー」。
うまいこと考えましたね。
3時間授業で全30回(計90時間)で、合計30万円。
(これを高いと見るか妥当と見るかは、その人の価値観と講習内容による)
しかし、よく見ると、最後の30時間は「インターン」。
つまり、現場実習である。
これって、もしかして…。
タダ働きさせられるってことかしら…??
卑屈に考えるとね。
ま、でも、この学院を卒業したら、
この会社が経営するサロンに就職出来るらしいから、
そこまで行けば、元が取れるのだろう。
いずれにしろ、この世界、
なかなかどうして、色々ありそうな気配も。
私にはとやかく言う権利は無いが、
手軽に疲れを取るには、非常に便利で、
多くの方の支持を得ているのも事実。
さらに、誰に対しても、胸を張れる“システム”と“技術”で勝負していただきたいものである。
いわゆる“マッサージ的”なサロン、「リラクゼーションサロン」の類いが多数目に付く。
全身をほぐすものから、足裏に限定したものなど、種類は様々。
平たく言えば「マッサージ」なのだが、
国家資格である「マッサージ師」が居なければ、「マッサージ」を名乗る事は出来ないので、
「リラクゼーション」や「リフレクソロジー」「癒し」などという表現になるらしい。
とにもかくにも、日本人総疲労状態であるので、
この手のニーズは非常に高いようだ。
優れた技術と、確かな効果で、ユーザーが殺到している店もある。
さて、私はスポーツ系の専門学校で教鞭をとっているが、
卒業後に、この「リラクゼーション系」に勤める学生も多い。
また、個人的な知人に、この分野に従事する人も多く、
漠然と、ビジネスとして(自分がやる、という訳ではなく、単なる興味)客観視していた。
そこで学生や、知人に話を聞いてみると…。
まず、就職希望者はかなり多いらしい。
「手に職が持てる」という謳い文句や、このご時世にもマッチして
新卒の学生も、脱サラ(脱OL)組も、目指す人が多いようだ。
そして一応、就職試験を通った人たちを待ち受けるのは、
会社によっても異なるようだが、
血がにじむ様な“研修”の日々らしい。
あるサロンの研修の例だが、
日によっては、1日で6~7時間、ぶっ通しで
人の身体の触れ方や揉み方を習得するらしい。
かなりの詰め込み、ハイスピードで。
定期的に確認テストがあり、落ちたらそのパートを再履修。合格まで続けられる。
またある企業は、交通費も出ないらしい。
九州や北海道、遠方の人も、である。
宿泊の必要があっても、当然その費用は無し。
この辺りは、うまく出来ているなぁ、という感じである。
結局、このようなしんどい状況での研修で、
多くの人たちが脱落して行くらしく、
つまりは就職試験を通っても、それは“合格”“祝・就職”でも何でもなく、
研修を受ける権利を得ただけ、ということらしい。
これも企業によって異なるようだが、
晴れて研修後の検定で合格を受けると、
今度は、実店舗での実地研修が始まるそうだ。
つまり「インターン」である。
これがまた上手く出来ていて、ある会社では、給料は一切、出ない。
まあ確かに“研修”だから当たり前と言えばそうだが、
これも「合格」がもらえるまで続く。
この会社では、中には何ヶ月も「不合格」を繰り返し言い渡され、
その間、4月が来ても「無給」のままの人もいるそうだ。
しくみ上、何ヶ月続くかは会社の判断であり、
そこに文句は言えるはずもない。
ただし、会社によっては「合格」すると、
即、「独立開業」のお墨付きをもらえるところもあるらしく、
そうなると、そのチェーン店の「看板」が堂々と掲げられる。
だから皆、つらくとも歯を食いしばって、頑張っているのだろう。
しかし……決して良し悪しを言うつもりは無いが、
結局のところ、タダ働きをさせる人材を多く作り出すシステムのようにも見える。
もちろん、論理的には何もおかしくはないのだが…。
つまりは一種の“道場”ですな。
「黒帯」を取るまでは、金は稼げん、道場も出してはならん、みたいな。
「黒帯」取ったら、師範代になれる、ということでしょうな。
その一方で、
そのようなサロンを経営する会社は、
そのような“マッサージ的技術者”の養成学校も同時に経営しているケースもある。
たまたま、今日の帰り道に駅ビルに寄ってみたらサロンがあり、
パンフBOXに学院のチラシが入っていたので、持って来てみた。
冒頭のように、「マッサージ師」とは言えないから、
この学院での呼称は、「リラクゼーショントレーナー」。
うまいこと考えましたね。
3時間授業で全30回(計90時間)で、合計30万円。
(これを高いと見るか妥当と見るかは、その人の価値観と講習内容による)
しかし、よく見ると、最後の30時間は「インターン」。
つまり、現場実習である。
これって、もしかして…。
タダ働きさせられるってことかしら…??
卑屈に考えるとね。
ま、でも、この学院を卒業したら、
この会社が経営するサロンに就職出来るらしいから、
そこまで行けば、元が取れるのだろう。
いずれにしろ、この世界、
なかなかどうして、色々ありそうな気配も。
私にはとやかく言う権利は無いが、
手軽に疲れを取るには、非常に便利で、
多くの方の支持を得ているのも事実。
さらに、誰に対しても、胸を張れる“システム”と“技術”で勝負していただきたいものである。