デニー米挑戦、単独でトライアウト - livedoor スポーツより。
横浜を退団して大リーグ移籍を目指すデニー友利投手(37)の、単独トライアウト(入団テスト)での米挑戦が決定した。デニーは17日、代理人を務めるジョー・アーボン氏(36)の元に届いたブルージェイズなど複数オファーに、正式に断りを入れた。デニーは「(米移籍ならトライアウトと)決めていたこと。不器用に見えるかもしれないけど、直接実力を見て判断してもらいたい」と話した。12月10日からの米ウインターミーティングに合わせ、アナハイム近辺の大学グラウンドを押さえ、日程の最終調整に入る。
ごまかしの利かない一発勝負に「悔いを残したくない」と、東政敏打撃捕手(30)の帯同を球団に申し出る。「知らない外国人捕手は避けたい。東君は気心知れているから」。ホワイトソックス高津も、トライアウトに古田を帯同。二人三脚で夢をつかんだ。高津からは「100%の力で投げろ。感性を信じて、低めに集めれば大丈夫」とアドバイスを受けた。「10日前には現地に入る。やるしかない」と決意している。
デニ―投手がメジャー挑戦、というのは聞いていたが、
オファーもあったという事なのに、
あえて「トライアウト」でと言うのは、私個人的には非常に男気を感じる。
デニ―投手の力量が、メジャーに通じるかどうかは色々意見もあろうが、
是非、野球人生の集大成として、一花咲かせて欲しいものだ。
アメリカでは3Aクラスの投手が、
日本に来て大化けし、ローテーション投手として活躍することもある。
逆に、メジャーの一線級の投手が、日本では結果を出せないケースもある。
バッターは難しいかも知れないが、
投手なら同様の事も起り得る可能性もある。
サンディエゴパドレスの大塚投手も、彼には大変失礼だが、
日本でも成績を残していたが、
あそこまでセットアッパーとして成績を残すとは想像していなかった。
やはりバッターの気質や傾向の違いが、
その投手の持ち味とうまくはまれば同様の事も起るのだろう。
そういう意味では、
日本に於いての実力以上のものが
アメリカではうまくはまり、発揮される事もあるかも知れない。
また、「最近は猫も杓子もメジャー挑戦」と、
日本選手の流出を快く思わない意見も多い。
日本野球の明日を思えば、そのような考えもうなずけるし、ごもっともと思う。
だが、人生は一度きり。
誰のモノでもなく、自分の人生だ。
日本の中での移籍ルールの整備は必要だと思うが、
それは必ずしも「選手のわがまま」と、選手だけに責任を押し付けるものでもなかろう。
「日本野球のために」「自チームのために」と考え、残ったところで、
その後の人生の面倒を、球界やチームが見てくれる訳ではない。
仁義として、育ててもらった恩義は(実質的なコストも含め)お返しすべきだと思うが、
それは明確にルールや基準をもっと整備すれば良い事だ。
周囲の雑音は色々あろうが、
メジャー挑戦の意思を表明している選手の皆さんには、
是非、頑張って欲しい。
その挑戦の“是非”が分かるのは、
人生のずっと先。もしかしたら“人生を終える時”かも知れない。
横浜を退団して大リーグ移籍を目指すデニー友利投手(37)の、単独トライアウト(入団テスト)での米挑戦が決定した。デニーは17日、代理人を務めるジョー・アーボン氏(36)の元に届いたブルージェイズなど複数オファーに、正式に断りを入れた。デニーは「(米移籍ならトライアウトと)決めていたこと。不器用に見えるかもしれないけど、直接実力を見て判断してもらいたい」と話した。12月10日からの米ウインターミーティングに合わせ、アナハイム近辺の大学グラウンドを押さえ、日程の最終調整に入る。
ごまかしの利かない一発勝負に「悔いを残したくない」と、東政敏打撃捕手(30)の帯同を球団に申し出る。「知らない外国人捕手は避けたい。東君は気心知れているから」。ホワイトソックス高津も、トライアウトに古田を帯同。二人三脚で夢をつかんだ。高津からは「100%の力で投げろ。感性を信じて、低めに集めれば大丈夫」とアドバイスを受けた。「10日前には現地に入る。やるしかない」と決意している。
デニ―投手がメジャー挑戦、というのは聞いていたが、
オファーもあったという事なのに、
あえて「トライアウト」でと言うのは、私個人的には非常に男気を感じる。
デニ―投手の力量が、メジャーに通じるかどうかは色々意見もあろうが、
是非、野球人生の集大成として、一花咲かせて欲しいものだ。
アメリカでは3Aクラスの投手が、
日本に来て大化けし、ローテーション投手として活躍することもある。
逆に、メジャーの一線級の投手が、日本では結果を出せないケースもある。
バッターは難しいかも知れないが、
投手なら同様の事も起り得る可能性もある。
サンディエゴパドレスの大塚投手も、彼には大変失礼だが、
日本でも成績を残していたが、
あそこまでセットアッパーとして成績を残すとは想像していなかった。
やはりバッターの気質や傾向の違いが、
その投手の持ち味とうまくはまれば同様の事も起るのだろう。
そういう意味では、
日本に於いての実力以上のものが
アメリカではうまくはまり、発揮される事もあるかも知れない。
また、「最近は猫も杓子もメジャー挑戦」と、
日本選手の流出を快く思わない意見も多い。
日本野球の明日を思えば、そのような考えもうなずけるし、ごもっともと思う。
だが、人生は一度きり。
誰のモノでもなく、自分の人生だ。
日本の中での移籍ルールの整備は必要だと思うが、
それは必ずしも「選手のわがまま」と、選手だけに責任を押し付けるものでもなかろう。
「日本野球のために」「自チームのために」と考え、残ったところで、
その後の人生の面倒を、球界やチームが見てくれる訳ではない。
仁義として、育ててもらった恩義は(実質的なコストも含め)お返しすべきだと思うが、
それは明確にルールや基準をもっと整備すれば良い事だ。
周囲の雑音は色々あろうが、
メジャー挑戦の意思を表明している選手の皆さんには、
是非、頑張って欲しい。
その挑戦の“是非”が分かるのは、
人生のずっと先。もしかしたら“人生を終える時”かも知れない。