アテネ五輪でも日本チームの活躍などもあり、
注目度の高かった「体操競技」。

2006年から、新しい採点方法になるそうだ。


きっかけはアテネでトラブルが相次いだことのようだが、
私、個人としては、久しぶりに体操競技を見て、
「以前と採点方法が変わったんだなぁ」と漠然と思ったが、
「わかりやすい」とも思った。
それは以前が「感覚」的な採点だったのが、
今回は言わばファーストフードのトッピングのように、

「あの技を入れれば何点。これをミスするとマイナス何点」などが
細かく決められているらしく、
これはフェアだなぁ、と感じたものだ。
NHKのアナウンサーも詳しく解説してくれていたし。


それでも色々批判があったのだろう。
確かに思い返すと、
中野選手の平行棒・種目別の演技得点が意外に伸びなかったのが記憶にある。
そのような事が数多くあったのかも知れない。
今回から、「演技価値点(10点」と「実施得点(10点×2=20点)」に分かれ、
基本的には30点満点で、
「演技価値点」は、技の難易度によっては10点以上も認めるらしく、
30点以上も出ることもあるそうだ。
つまり「演技価値点」とは、プラスアルファの部分なのだろう。
オリジナルの技、世界で未だ誰もやっていない技、などの評価に。
しかし、「実施得点」というのが基本となる技の完成度だろうから、
「演技価値点」で大逆転、というのは無さそうだ。
細かい事は今の時点では分からないが、どうなのだろうか。


いずれにしろ、この採点方法によって
今後は「世界新記録」という概念も、
体操競技に生まれるらしい。


始める前からこんな事を言うのも何だが、
また新しい波紋も出てくるのでしょうな。
でも、あえて改革にチャレンジしていく姿勢は、かなり評価できる。


とは言うものの、当事者である選手は大変だ。
スキー競技(特にジャンプと複合)も色々有ったが、
日本選手がダントツに強い時に、
明らかに北欧諸国の嫌がらせとしか見えないルール変更があった。
それに翻弄された選手も大勢いたのを、私は知っている。
確かに、駄目ならまた変えりゃ良いのだが、
頻繁に変えられては、また選手が大変だ。


今回は競技自体のルールではなく「採点方法」であるし、
日本選手いじめでという類いのものではないと思うが、
是非選手のために入念な話し合いを行い、
選手のためのルール変更であって欲しいものだ。