前回の続き/ちょっと短いかも?/卑屈傲慢ルークです












あなたは、わらう

とても、とても、きれいなかおで

ぼくも、わらう

あなたと、おなじかおで


いつしか、あなたはわらわなくなった
あなたは、ぼくをうらむようになった

どうして?どうしてだろう?


おまえが、そんざいしているからだ


ぼくとおなじかおのあなたは、いった。














「………ルーク!!」



------ハッと、意識が戻る



「え、あ……あれ?」


少し、意識が飛んでいたみたいだ。


「もう、しっかりしてちょうだい!魔物は何時どこで現れるか分からないのよ?」


先程まで乗っていた馬車を降りて、道伝いにエンゲーブという村を目指している俺達。

本当は首都バチカルまで馬車に乗っていくつもりだったのだが、あろう事かさっき俺達が乗っていた馬車は、マルクト帝国の首都グランコクマに向かっていたのだ。(どおりでマルクトの戦艦があるわけだ、)(…まぁ馬車がどこに向かってたかは知ってたんだけど、)

流石にグランコクマに行ってはバチカルが遠くなってしまう。
仕方なく俺らは馬車を降りて、近くのエンゲーブという村に立ち寄ろうと決めたのだ。



「わーったよ!…キチンと、すっから」

「…頼むわよ。貴方1人の油断で大きな怪我に繋がるかもしれないのだから」

「あぁ、分かってる。ティアに怪我さしちゃいけねーもんな。」



…あれ、なんかティアが変な顔してる。



「?どうしたんだよ?」

「……いえ、なんでもないわ」

「変な奴ー」

「……………」



黙々と前を歩いていくティア。
俺はその背中を見て、なんか変なこと言ったかなぁ…なんて事を考えた。









(おれのかわりは、いくらでもつくれるのだから、)