ヒトラー、ムッソリーニ、ヒロヒト。
この3人の敗戦国の指導者の中で唯一、
戦後を生きたのはヒロヒトこと昭和天皇だけでした。

他国から見て、また日本人でさえも奇妙に思える
この「天皇制」というものを、そして天皇の戦争責任について
逃げずに描いたという意味で価値のある作品と言えます。

もちろん異論や反論があるかもしれないことは承知ですが、
それでもなお本作品を通して見える日本という国は、
奇妙でいてそれでいて偏見なく描かれていると思う。
同時にやはり理解に苦しむだろうなと思う。

日本人は想像以上に歴史と事実を知らないでいる。
9条の改正の機運が高まる中、もう一度あの戦争を棚下ろすべきではないか。