先発が3人代わって望んだ最終試合。
出だしは日本が優位に進めます。
こんなに動いて大丈夫かな?と思っていましたが、
案の定あっという間にガス欠を起こしてしまいました。

日本の動きに慣れたメキシコがボールをキープし始めると
いつものようにロングボールを前に蹴りだすだけの
ダメな日本に戻ってしまいました。
あの時間帯こそパスを回して欲しいのですが、
パスの精度と受け手側の運動量の無さで、
単調になった日本のボールをおもしろいようにメキシコがかっさらって行きました。
結果は2-1ですが内容は完敗に近いですね。

それからザッケローニの采配は最近特に批判されがちですが、
今日も首を傾げたくなるような選手交代が目立ちました。
折角先発した酒井を下げたり、吉田を入れたり。
中村憲剛は遅かったですね。
そして今日は本田圭佑の出来栄えが悪かった。
キープできない動けない本田を残す意味はなかったでしょう。

今日は前線~中盤の運動量があまりに乏しかったです。
アジア予選から続く過密日程で、今日も中二日。
帯同させるだけではなくフレッシュな選手を
もっと積極的に起用してもよかったのではないでしょうか。
結果として中村憲剛投入後、日本は動きがよくなりました。
吉田や内田ではなく前線を活性化する交代をしていればもっと違う結果もあったのではないでしょうか。
正直今のザッケローニからは後1年で日本が大きく上積みを期待できません。

それから長友の状態が気になります。
結果論でしかないのですが、長友はコンフェデでの状態は決してよいとはいえませんでした。
無理してここで再発するくらいなら手術に踏み切っていたほうがよかったかもしれません。
ともかく大事に至らないことを願います。