既に本大会出場を決めている日本には消化試合。
メンバーを大幅に変えるかと言われていたが、
思ったよりも交代は少なかった。

アウェーと言いつつもイラク国内情勢の関係から
中立地のカタール、ドーハでの試合となった。
気温が高く途中で給水タイムが設けられる試合となったが、
全体的に日本は出足がにぶく運動量がなかった。
乾燥も含めてかなる苦しいコンディションのようであった。
本当にここでW杯を開催するのだろうか。疑問だ。

イラクはこの日勝たなければW杯出場の可能性が途絶える。
そんな気迫が十二分に感じられる試合となった。
逆に日本は迂闊なロストや競り合いに負けるシーンが目立つなど、
同じモチベーションで戦うのは難しいだろうが、
コンフェデや本戦を考えると非常に心許ない内容であった。

繋ぐはずの日本もロングボールやカウンターの応酬になるなど、
相手と同じ土俵で戦ってしまってなかっただろうか。
風邪やピッチコンディションの悪さなど要因はあったにせよ
本田がいないとボールが落ち着かないのは相変わらずである。

入れ替わりで出た選手も結果を残せたとは言い難い。
清武は早々に途中交代となってしまった。
光るプレーはあったがもっと代表を引っ張って欲しい選手だけに要求は高いレベルにある。
細貝は対人の強さなど持ち味が出せた反面、
不用意なファール、ボールロストの多さなど課題も多い。
ハーフナーは高さと強さを活かす場面もあるが、
期待されるポストプレーの精度やゴールを脅かすシーンの増やすなどやはり課題が多い。
伊野波、酒井はロングボールのカウンターにヒヤヒヤではなかっただろうか。

少なくとも「いつものスタメン」を脅かすメンバーは見当たらなかった。
強いて挙げるならば酒井宏樹であろうか。
彼のクロスは内田より可能性を感じる。

いつものメンバーもだらしなかった。
香川、長友はもっと高いレベルを求めたい。
遠藤はスピードの無さが致命的と思われるシーンが多かった。
安定感があるのは岡崎と今野くらいだろう。

兎にも角にもコンフェデまで時間がない。
まずはコンディションを戻すことに専念して欲しい。
折角の機会なので決勝ラウンドを目指して頑張って欲しいところだ。