まあ始めから予想してた展開で、
そこまではいいんだけど+αを期待してたら…という感じです。
なんのこっちゃですね(笑)

伏線としたかったのでしょうが、
演出がわかり易すぎてサイン(兆候)や暗示というより、
ストレートにあーそうなのねという感覚です。

シャッターアイランドはもう少し巧妙だったぞ。
(でもこの作品もかなり島に到着したというかなり早い段階で分かってしまいガッカリでしたが(笑))

それでも前半はホラー的な演出も含めて見応えがあったのですが、
後半は期待してたどんでん返しもなく尻すぼみのまま終わってしまいました。

首長竜というアイコンも結局、過去のトラウマを象徴するだけのものであり、
二重三重に意味があることを期待すると期待はずれです。
別に鯨だろうと鯱だろうと、あるいはゴリラだろうとなんでもいいんです。
首長竜である特別な必然性はないように思います。
(いやもしかしたらあったのかもしれませんが私にはわかりませんでした。。。)

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