金塊強奪を主軸にサスペンス要素を含む複数の物語が交差しながら、小気味よい台詞とアクションがテンポよく進んでいく前半。
これはかなりの傑作かもしれないと思っていたが、少しづつ減っていく登場人物に比例するかのように切れ味がなくなっていったのが後半。
後半は主人公の内面にフォーカスしたかったのかもしれないが、その機微がとても捉えづらく感じてしまった。
そしてラストシーン。
突如吐かれる浅野忠信の台詞は作品に溶け込まず浮いてしまっていた。
それはこの作品における浅野忠信の役回りがボヤけていたからだ。
最後の最後でこの人が狂言回しだ、と言われてもポカーンとしてしまったよ。
あの台詞の意味は後からググってみてなんとなく飲み込めたが、
少なくとも映画だけではピンと来なかった。
あれだけよかった前半だけに残念なことこの上ない。
原作は1990年に出版されたということで、
その当時であれば北朝鮮と左翼の描写にもそれなりの
リアリティがありそうだが、2012年の今では少し無理があったのは仕方ないところか。
それと、どうしても違和感を拭えなかったのがエンドロールの主題歌。
タイアップなんだろうが作風と合ってないことこの上なかった。
井筒監督と言えどもやはりどうしても制作費は必要だし、広告代理店や制作会社の顔を立て妥協している、のだろうか。
などと思っていたら井筒監督が安室奈美恵さんに依頼して作成した曲とのこと。
ラストシーンの余韻の残るエンドロールにして欲しかった。
これはかなりの傑作かもしれないと思っていたが、少しづつ減っていく登場人物に比例するかのように切れ味がなくなっていったのが後半。
後半は主人公の内面にフォーカスしたかったのかもしれないが、その機微がとても捉えづらく感じてしまった。
そしてラストシーン。
突如吐かれる浅野忠信の台詞は作品に溶け込まず浮いてしまっていた。
それはこの作品における浅野忠信の役回りがボヤけていたからだ。
最後の最後でこの人が狂言回しだ、と言われてもポカーンとしてしまったよ。
あの台詞の意味は後からググってみてなんとなく飲み込めたが、
少なくとも映画だけではピンと来なかった。
あれだけよかった前半だけに残念なことこの上ない。
原作は1990年に出版されたということで、
その当時であれば北朝鮮と左翼の描写にもそれなりの
リアリティがありそうだが、2012年の今では少し無理があったのは仕方ないところか。
それと、どうしても違和感を拭えなかったのがエンドロールの主題歌。
タイアップなんだろうが作風と合ってないことこの上なかった。
井筒監督と言えどもやはりどうしても制作費は必要だし、広告代理店や制作会社の顔を立て妥協している、のだろうか。
などと思っていたら井筒監督が安室奈美恵さんに依頼して作成した曲とのこと。
ラストシーンの余韻の残るエンドロールにして欲しかった。