原作モノは地雷を踏む覚悟が必要だが、
本作は変に安っぽくなったりすぜ、
とてもよく「映画」になっていたと思う。

以下、一部ネタバレあります。


冒頭、いきなり戦場での迫力あるアクションシーンから始まる。
その後も原作のツボを抑えつつ見応えあるアクションシーンが続く。
さすがに必殺技ってわけには行かないかな~と思っていると・・・最後のお楽しみでw
カッコ良かった!

健=剣心は殺陣含めてかっこ良く演じてたし
咲=薫殿もめっちゃかわいかった!!
脇を固める俳優も演技うまい人ばかりで、
抜けたところはほとんどなかった。

とここまでいい評価書いてみたものの、
じゃあ傑作かと言われると。。。
何がダメなんだろう?
特に目立ってダメなところは何も無かった。

そう思って原作を思い返してみると、
そもそも、るろ剣てストーリーは作品の中止ではなくて、
言わばキャラクターものなんだよね。

だから映画にしたときストーリーが弱い。
どうしてもそう感じてしまった。

脚本は十字傷の過去とか、人斬りとしての苦悩とか
いろいろ織り交ぜながら頑張っていたと思う。
でもそもそも原作がストーリーで魅せるものじゃないから、
映画化した時、魅せる部分はアクションが中心となる。
それは仕方ないが、アクション部分はある意味原作は絶対に越えられない。
とすると、そもそもなぜ実写映像化したのかに立ち戻ってしまう。

アクションは頑張っていた。
とてもかっこ良く映像化していた。
でも頑張った感のほうが強かったかもしれない。

少なくとも、今回以上のアクションは早々描けないだろう。
そしてストーリーはおまけないである。
だから少なくとも続編は作るべきではない、と思う。
作っても本作の焼き増しができるだけだ。

最後に一つ駄目だしすると
牙突が、、、牙突が、、、
構えまではよかっただけど、
もうちょっとかっこ良く演出できなかったかと、
それだけはどうしても言っておきたい。

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