自由報道協会の小沢一郎氏への受賞について物議を醸している。
私は上杉隆氏も岩上安身氏もあまり評価していないが、
記者クラブの閉鎖性に風穴を開ける役割の担い手として
期待がなかったわけでもない。

そんな中、世界の報道自由度ランキングにおける、
日本の順位の後退の報道がなされた。

政府や既存マスコミの信頼性が揺らぐ中、
既得権益へ立ち向かう新勢力としては、
あまりにも残念な状況が続いていると言わざるを得ない。

ジャーナリズムは権力チェック機能の担い手であると同時に
自身が権力と簡単になりうるものである。
個々人が権力と闘っていたときには顕在化しなかったものが、
集団となった今吹き出してきているのだろう。

それぞれのジャーナリストがそれぞれに自分の主張を重ねるだけでは、
新しい時代を切り開くことはできない。
自由報道協会は慎重に慎重を期して
団体としての役割や方向性を熟慮すべきだった。

自由報道協会の崩壊は日本の報道にとって大きな痛手だ。
やっぱりフリージャーナリストは信用ならん、という風潮が蔓延しないことを切に願い。