まず結果としてパンクブーブーが優勝したわけだが、
これはいかんとも言い難い。
パンクブーブーは文句なしにおもしろかった。
しかしながら、M1チャンピオンでもある彼らが優勝してしまったことで、
「The Manzai」の位置づけはあらためて微妙になってしまった。

M1には「売れていない若手芸人が一夜にして有名になる」というドリームがあった。
M1もチャンピオンも最出場は可能であったが10年縛りがあり、
だからこその緊張感が溢れていた。

決勝15組の中にはナイツや博多華丸・大吉にように
経歴も地位も十分と思われる人たちも混ざっている。
だからこそ緊張感や必死さに欠けたように見えた。
そこが少し残念だった。

そしてもう一つ残念だったのが審査員。
審査員も緊張感や必死さが不足しているように見えた。
何より説得力がない。

極論を言えばM1に説得力があったのは松本人志がいたからだ。
変な話彼に高得点を貰えればそれだけで嬉しい芸人は少なくないと思う。

M1も「慣れ」が番組を包み緊張感が少しづつ薄れていた。
だからこそ惜しまれつつではあったが終わったことは仕方なかったように思っている。

そのM1の後釜的な位置づけとしてThe Manzaiができたわけだが、
なんだかフワッとした感じのまま進み終わってしまった。
パンクブーブーではなく世間的には無名のコンビが優勝していれば
違った展開があったのかもしれないが。

だらだらした展開やCMの多さや漫才中の画面切り替えの多さなど、
反省点も多い番組構成だったゆえに、来年以降どういう番組にしていきたいのか、
1から検討しなおすことが求められるのではないだろうか。

以下、短評。
・ナイツ
一本目のネタは個人的にこの日1の出来。
優勝はできなかったですが安定感も含めて今日の面子では抜けた存在。


・パンクブーブー
ネタの作り込みがとにかくすごい。
優勝に相応しいですがなんか地味なんだよなw


・銀シャリ
敗者復活でしたがすごく好きです。
ネタは分かりやすい分爆発力がないのが惜しい。


・博多華丸・大吉
安定感あります。スカートのくだりを三回目で突っ込むあたりが好き。


・テンダラー
被せ被せでチャララ~を聞くとそれだけで笑ってしまう。


・スリムクラブ
相変わらずのキ○ガイキャラw
構成が分かってる分だけM1より爆発力にはかけたか。


・囲碁将棋
最後のオチが弱かったか。
あとここ一番で噛む癖が抜ければw


・磁石
あと一つ突き抜ければ評価あがるのでは。
全体としてのおもしろさは十分だけど爆発力が足りなかった。


・エルシャラカーニ
もっと評価されてもいいと思う。
ただ間違えてるのか、どこまでネタか分かりづらいw
ひよこのくだりでもっていかれた。


・ウーマンラッシュアワー
この二人は癖がある分(あとキャーキャー言われる分)好き嫌いが分かれそう。
個人的にはだんだんハマりつつある。
バイトリーダーと聞くだけでニヤリとしてしまう。


・Hi-Hi
一発目はいいが、あまりに同じキャラ、
同じ内容なので2発目は物足りなさを感じてしまう。


・千鳥
関西評価は高いのか。
個人的にはあまりはまらなかった。
あと一本目を二本目の前フリとするのはこういう大会では好きじゃない。


・アルコ&ピース
歌ボケに時間をかけすぎと自身もツッコんでいたが、
確かにこの手の一発勝負では不利かもしれない。
シャンプーハットと


・ハマカーン
このパターンを見飽きたか。
最初はハマカーンの時代が来るかと思ったんだが。


・学天即
「全部しんにょう」の件とかところどころおもしろかった。


・チキチキジョニー
ブラックジョークも笑いの一つである。
しかしこのような全国放送の老若男女が観る番組でやるネタではない。