電車の中で小学生達が騒がしかったので、
鬱陶しいなぁと大人げなく思っていたのだが、
どうやら「誰かが買い食いしてた」のを目撃し、
それが原因で大騒ぎしているようであった。

しょうもないことで騒いでるなと思ったが、
振り返ってみると自分が同じく小学生だったら同じように騒いでいたかもしれない。

買い食い禁止。
自明の理のように子どもたちは信じ込み、
それを破る人は吊るし上げられて当然のようだ。

だが、そもそも何故買い食いは禁止されているのだろう。

ぱっと思いつく範囲では以下のようなところか。
・子どもは抑制がきかないので大人の見てないところでお菓子やジュースを食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう
・お金を持ってくるとトラブルの元となるため

なんだか腑に落ちないような理由しか思いつかない。
大人がコントロールしやすいようにルール化してるだけに思えるからだ。

「お金を正しく使う」「必要な分だけ買う(買いすぎない)」
ということを小さいときから学ぶことも重要ではないだろうか。
もちろんその結果失敗する事例も多々出るであろう。
だから臭いものには蓋をする、それが今の日本の教育のやり方なのだろう。

なぜ買い食いしてはいけないのか?
そんな疑問を持つことを小学生に期待するのは酷かもしれない。
多くの子どもたちには大人から言われたことが全てだから。
しかし「何が悪いのか?」「何が間違っているのか?」
ということを反芻することはとても大事だ。

大人にだってなかなかできるものではない。
いわんや子どもに難しいのかもしれない。
だからこそ言いたいことが一つある。

子ども達を担いで発言させるのは止めるべきだ。

子どもたちが「原発を無くして欲しいです」と主張したとして、
それは善悪の区別を自分なりに行った結果ではなく、
たまたま周囲の大人がそう主張していたからに過ぎない。
周囲の大人の主張を子どもを使って反論しにくくする。
そんな卑劣なやり方を私は良しとしない。