タイトルからはテレビ批判本かと思いきや違っていた。
ドキュメンタリ作品を制作してきた著者が、
テレビにおける「やらせ」とは何かを
本当に丁寧に追いかけた本だ。
まずテレビ界における常識と視聴者の常識の差について解説。
テレビにおいては工夫というなの再現や演出が
ありふれているという事実に少し驚く。
しかしそれは、「あるある大辞典」のように、
決して単に視聴率のための虚偽や捏造だけではない、
ということを知ることになる。
多くの歴史的名作と呼ばれるドキュメンタリ作品にも
数々の「工夫」があったことが判明する。
その事実が作品の価値を低下たらしめるのだろうか?
BBCでは再現があっても「主題」が明確に伝わるならば
工夫として認められる範囲であるようだ。
日本ではインタビューを受けている人が役者でしたと
知ったらどう反応するだろうか?
そもそも「やらせ」とはなんなのか?
ドキュメンタリとはどうあるべきなのか?
少しでも撮る側の作為があってはいけないか?
線引きはどこにあるのか、という問題に対し、
著者が出した答えは本書で確認して欲しい。
答えは決して明確ではないだろう。
著者は今でも悩み苦しんで答えを探しているのかもしれない。
その葛藤や矛盾こそ答えなのかもしれない。
テレビの嘘を見破る (新潮新書)/今野 勉

¥735
Amazon.co.jp
ドキュメンタリ作品を制作してきた著者が、
テレビにおける「やらせ」とは何かを
本当に丁寧に追いかけた本だ。
まずテレビ界における常識と視聴者の常識の差について解説。
テレビにおいては工夫というなの再現や演出が
ありふれているという事実に少し驚く。
しかしそれは、「あるある大辞典」のように、
決して単に視聴率のための虚偽や捏造だけではない、
ということを知ることになる。
多くの歴史的名作と呼ばれるドキュメンタリ作品にも
数々の「工夫」があったことが判明する。
その事実が作品の価値を低下たらしめるのだろうか?
BBCでは再現があっても「主題」が明確に伝わるならば
工夫として認められる範囲であるようだ。
日本ではインタビューを受けている人が役者でしたと
知ったらどう反応するだろうか?
そもそも「やらせ」とはなんなのか?
ドキュメンタリとはどうあるべきなのか?
少しでも撮る側の作為があってはいけないか?
線引きはどこにあるのか、という問題に対し、
著者が出した答えは本書で確認して欲しい。
答えは決して明確ではないだろう。
著者は今でも悩み苦しんで答えを探しているのかもしれない。
その葛藤や矛盾こそ答えなのかもしれない。
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