3.11以前、日本における環境問題の最大の争点は
間違いなくCO2であった。
いや世界においてもそうであった。
今や原発にその主役の座を奪われてしまったが、
その問題が消えたわけではない。
より大きな(大きいと思っている)問題を前にして、
みんな見て見ぬふりをしているではないか。
本書内でも軽く触れているように、
原発利用に舵を切ることは、
3.11以前ではごく当然の判断であったし
その技術力をを世界に輸出しようという野心すらあった。
「政府や電力会社は悪い人達で、国民を騙し利権を得ている」
なんて単純な構造では決して無い。
これ以上原発を推進することに躊躇いはもちろんあるが、
事実を削ぎ落とした単純構造での議論は無意味なのだ。
少なくとも、○○が悪いと、誰かに責任を転嫁して
自分は被害者ですと言えば世界がよくなるなんてことはない。
3.11以前、私達はどのように未来を描いていたのか。
まずそれを知ることだ。
武器なき“環境”戦争 角川SSC新書 (角川SSC新書)/池上 彰

¥819
Amazon.co.jp
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いや世界においてもそうであった。
今や原発にその主役の座を奪われてしまったが、
その問題が消えたわけではない。
より大きな(大きいと思っている)問題を前にして、
みんな見て見ぬふりをしているではないか。
本書内でも軽く触れているように、
原発利用に舵を切ることは、
3.11以前ではごく当然の判断であったし
その技術力をを世界に輸出しようという野心すらあった。
「政府や電力会社は悪い人達で、国民を騙し利権を得ている」
なんて単純な構造では決して無い。
これ以上原発を推進することに躊躇いはもちろんあるが、
事実を削ぎ落とした単純構造での議論は無意味なのだ。
少なくとも、○○が悪いと、誰かに責任を転嫁して
自分は被害者ですと言えば世界がよくなるなんてことはない。
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まずそれを知ることだ。
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