DVDにて鑑賞。

これほどまでに熱く苦しく切ない映画はない。
全ての若者に観て欲しい映画だ。

「よく分からなくてつまらない映画」と評する人も多いようだ。
確かに本作は親切ではないしハリウッド的見せ場があるわけでもない。
ただこの作品を観て何も感じないのは想像力の欠如だと断じざるを得ない。

なぜ医者である彼は銃を取り戦ったのか?戦わねばならなかったのか?
彼を英雄視して暴力を肯定することはできない。
しかしそれに訴えるしか手段がなかったという事実を私たちはどう受け止めるべきなのか。
それは決して私たちと無関係の物語の中の話ではなく、
たかだか50年前の世界の姿であり今なお続く世界の姿なのだ。
日本の格差社会なんて屁みたいなものだ。

この映画は意図的に多くのものを排除している。
分かりやすい解説やストーリー、音楽などはほとんどないと言える。
だからこそ持ちうる作品の行間をこれでもかというくらい必死になって読み取って欲しい。

彼は医者でありゲリラである。
彼は英雄であり人殺しである。
彼は革命者である。

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