サザエさん症候群なんて言葉があるが、
多くの日本のサラリーマンに取って
日曜日の夕方は憂鬱な時間である。

私も例外ではなく、日曜日になる前からすでに憂鬱だ。
社会人になってからこれほど時間を贅沢に使ったことはない。
学生時代は無限のように思われた時間が、
これほどまでに貴重で愛おしいとは、
やはり失ってからでないと気付けないのは人間の性としか言えない
(そんなことはないと反論が来そうだがw)。

なぜ故にこれほどまでに憂鬱なのだろうか。

通勤ラッシュ、理不尽な要求の数々、
意味があるとは思えない作業の山々、
追われる締切り、終わらない仕事達。
挙げれば限が無いような、実は具体的に挙げることが困難なような、
むしろ憂鬱であることで悦に浸っているかのごとく、
憂鬱である理由とはいまいち説明に困る。

しかし一つだけ挙げるとすれば、
仕事の行方が分からない、
これが人を仕事から遠ざける要因のように思う。

目の前に喜ぶ人がいる、これは仕事の行方が分かりやすい。
しかしながら自分のした仕事を目の前で喜んでもらえるなんて、
そんな仕事についている人だけとは限らない。
私を含めて少なからぬ人達は仕事の行方を掴みきれぬまま
仕事をしているのではないだろうか。

「僕のした単純作業がこの世界を回り回って
 まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
 そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える」

これはミスチルの彩りという曲の歌詞だが、
こんな風にある種達観的に自分の仕事を捉えられるほど、
僕はできた人間でもなんでもない。
まあどこかで誰かの役に立つことを願ってやまない、
そんな希望的観測でもって明日もがんばることにしよう、
と、とりあえず自分を誤魔化すことが精一杯なのだ。
まあぐちゃぐちゃ考えてても月曜日には会社に行かねばならない。
それは変えることはできない。
変える勇気なんかありゃしない。

休暇中にかかってきた電話によりミスが発覚したため、
それを取り戻すところから始めなければならない。

あ、これが憂鬱の理由だったか(笑)