セキュリティ業界、あるいは情報セキュリティと呼ばれる分野そのものが、
今現在抱えている矛盾なりを、そのまま書いた本というイメージでしょうか。
既に賢明である業界の人が読んでも、さして新しいトピックは無い気がします。

本書の中でも、表現は異なりますが、語られているように、
セキュリティに興味がある人と無い人には、とてつもなく深い溝があり、
そういう意味で、本書は結局、本当に届けたい人には届かないのでしょう。

一章ずつが、それぞれコラムのような短い内容なので、読み易い分、
逆に、トータルで主張したいことを汲み取るには、
しっかりと読む必要があると感じました。

セキュリティを意識しなくても安全というある種の矛盾を
人はいつか手にすることができるのでしょうか。

セキュリティの神話/John Viega

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