「エデンの東」　「カインとアベル」　逃避行　訳ありの恋（そうでない方も）今日の一枚

「エデンの東」　「カインとアベル」　逃避行　訳ありの恋（そうでない方も）カードリーディング

「カインとアベル」の話がいきなり出てきました。これは、聖書の「創世記」に書かれている人間の性を表す話として有名な話です。

　本当に簡単にいうと、アダムとイブの息子、双子のカインとアベルが羊飼いになり、羊を育てるのですが、神に褒めれれて弟のアベルにカインが人間最初の嫉妬をし、殺人そして、神の裁きを受け、一生放浪と自殺ができないという罰、アベルが兄に殺すという行為に抵抗しなかった平和主義という話が、全てがつまっています

　アメリカの文豪スタインベックが「エデンの東」という小説を書き、それを映画化した「エデンの東」あのかっこいいジェームス・ディーンが、主役ということもあって今も人気です。

　聖書のこの記述によると、人間は、「家族の愛と人間の性」については、私たちが永遠に取り組むことを、課せられた課題であることがよくわかります。

　さて、このカード家族でしょうか？お父さんが船を漕ぎ、何かに怯え、うずくまるお母さんと子供が並んで、向こう岸に急いで渡ろうとしているように見えます。

ソードの６

　やっと向こう岸が見えてきました。もう少しで着きます。

そこには何が、あるのでしょう、未知なる希望、今までとは、違う何かがあります。

　私たちも今、この川を渡っているのかも知れません。今、コロナの大きな川が流れ、全世界の人たちは、向こう岸の安全だと思われるところに渡ろうとしています。

　向こう岸には、何が待っているのでしょう。色々のものが違ってくるのかも、しれませんが、もう後戻りはできません、今は、何が待っていようが、向こう岸で生活していくしかないのです。

　このカードは、今いる場所から、どこか違う場所に行く途中の状況を表しています。今がまさにその時期とも言えます。

正位置　　今の苦しい状況から、逃げ出すことができます。ほっと一安心トラブルを回避できる、発想を転換し、新たな可能性にかける、予想外の展開が起きるが好転の兆し

逆位置　　穏便にすますことができずに、自らの退路を断ってしまう、一度抜け出したつもりで逆戻りしてしまう、とばっちりを受け、トラブルで行き詰まる。方向転換できずに進むべき方向がわからなくなる

　止むを得ずに、逃げなくてはいけないことは、人生の場面にはあることですが、その時どのように逃げるのか、どちらに逃げるのかは、しっかり判断して行うことが、大切ですね、日頃から、備えておくことも必要です。

では、訳ありの恋場合はどうなるの？

訳ありの恋の場合

正位置　　訳ありの恋の葛藤はあるものの、新たな気持ちで前進する、心境の変化や環境の変化が好転する兆し、新たな環境への逃避行が起こる

逆位置　　家庭に縛られ、身動きがとれない日々が続く、先行きの見通せない不安な状況が続く、万が一のトラブルが起こる兆しに修羅場を逃れる準備が必要

　このカード、逆位置に出た時は、慎重に対応しないととんでもないことになりますね、危険が予想される場合は、危機管理は、常に必要なことですね。

　先ほども述べましたが、新型コロナウイルスの時代の流れは、あっという間にやってきて世界を飲み込んでしまいました。今、我々のいるこの時代は、今生きている人誰もが、体験したことのない状態です、また、これからもなにが起こるかは、まだまだ、不透明です。

　しかし、病気が怖いからと言っても。ここにとどまっている訳にはいかないのです。私たちに求められているのは、この環境を生き抜く知恵であり、生き抜く術なのです。昨日より今日を、そして明日を一歩で前にみんなで頑張りましょう。

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