「レ・ミゼラブル」のお話を読んだことは、ありますか?ミュージカルや映画にもなっていますよね、ここで、描かれているのが、一つの究極の愛のカタチの話です。
レ・ミゼラブル
主人公は、ジャン・バルジャンと言いますが、すごーく簡単に言いますと、
貧しい農家に生まれた。驚くべき怪力の持ち主で、長い間、投獄され、刑期を終えて出所するが、貧しい少年の持ち金を盗んだことから、手配犯としてジャベールに追われることになります。名前を変えて暮らしていく中、美しくも貧しいファンテーヌの転落の原因を作ったことを自ら責め、彼女の娘のコゼットを本当の娘のように愛し、慈しむという話ですが、
この話は、フランスの作家、ヴィクトル・ユゴーが1862年に書いた作品で、人間の欲望とその正反対にある究極の愛について書いた正に名作と言っていいでしょう。
このジャンバル・ジャンは、一本のパンを盗んだ罪で、19年もの刑務所暮らしとなります。
両親を幼い時に亡くし、年の離れた姉に育てられるが、25歳の時に姉の夫が死去。1795年の終わり頃、姉の7人の子供達のために1本のパンを盗んで逮捕されてしまう。1796年に器物損壊と密猟の罪を併せて5年の刑を言い渡され、トゥーロンの徒刑場へ送られるが4度も脱獄を図ったため、19年間もの歳月を監獄で過ごすことになる。
パンを盗んだことが、こんな罪になるんですね。でもこれは、ごく前段のお話でそれから続く、ファンテーヌの転落の原因を作ったことを自ら責め、彼女の娘のコゼットを本当の娘のように愛し、慈しむという話が本題と言ったところで、なんの血のつながりも無い、娘を本当の父親より深い愛で見守ることが、我々も目指さなければいけない愛のカタチなんだと思います。
それでは、今日のカード、愛のカタチに関しては、どのカードにも負けない母の愛のカードです。

カップのクイーン QUEEN of CUPS
玉座に腰掛け、ジッと手元にあるカップを見つめています。この中には、溢れ出さんばかりの愛情が入っているようです。
人々の情感を的確に捉え、溢れんばかりの愛情で包み込むクイーンです。自分の中心に人に寄り添う愛を据え、しっかりと、すべての人々の本音を的確に捉えて、愛を持っての行動ができる人です。
それでは、正位置、逆位置の意味を見ていきましょう。
正位置、逆位置の意味
正位置 自分のことは、さておいても他人に尽くすことのできる、美的なセンスにも優れ、センスも良い、家族や友人にも人一倍気遣いができる、精神的なつながりが深く、パートナーを最愛の人と認める
逆位置 感情の起伏が激しく、前後の見境がなくなる、依存しやすい体質ですぐに誰かに頼りたがる、己を見失いやすく、心の調和が取れない、
なんでも行き過ぎてしまうと始末は、悪くなります。本当に、適度に愛情を注ぐことは大切なことですね。
それでは、訳ありの恋についてみてましょう。

訳ありの恋の場合
正位置 訳ありの恋であるが、彼への純粋な愛情がある、心の底から愛している本命の人、どんな困難や悲しみも受け入れて愛することができる、お互いが癒し合うことのできる関係
逆位置 障害の多い恋に感情的な対応しかできない、この先の行方を考えると落ち込んでしまう、この恋に心がついて行くことができないで疲れてしまう。
どんな時でも、どんな人でもそうですが、さりげない気遣いに深い愛情を感じることがありますよね、そんな時、本当に心がほこっとするものですね。
最後にアドバイス
訳ありの恋をしているみなさん、なんでお相手と出会ったのでしょうね?
いつも自問自答している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その方に、お勧めします冒頭に書きました「レ・ミゼラブル」読めとは言えませんが、ドラマなり、映画なり、ミュージカルでもいいですから触れてみて下さい。
そして、気に入ったなら、本を読むことをお勧めします。深いですよ。愛の深みと重みがわかります。涙無しでは語れなくなるってこんな話です。
それではみなさん、最後までご覧いただきありがとうございました。
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