認知症の新薬は特効薬になるのか…? 終末期医療に携わる医師が明かした“認知症治療”のリアル(文春オンライン)  

 

 

 個人的には認知症は病気ではないとこれまで何度も書いたわけですが、病気ではない認知症に効く薬はないのですが、それでお無理やり薬を作って高額で売る。

 

 認知症がガンより怖い不治の病であり、発症したら間違いなく死に至る病だからでしょう。

 

>治験では18ヶ月の投与で、偽薬と比べて記憶力や判断力などの

>程度を評価するスコアの悪化が27%抑えられた一方で、薬を

>使った人の12.6%に脳内の浮腫、17.3%に微小出血という

>副作用も確認されました。

 

>つまり治癒せしめるものではなかったのです。加えて適応は早期

>で軽度の認知症にかぎられており、かかる費用も1人当たり年間

>100万円台後半になるのではとの試算もあります。

 

 27%抑えられたって73%は効かなかったという事です。これを薬と呼んで良いのでしょうか?しかも、副作用が酷い有様。それは薬ではなく単なる毒に過ぎないのです。

 

 色んな認知症がありますが、全てに共通しているのが脳細胞が消失していくという現象です。何故、脳細胞が自ら消失していくのかの原因を色々検査した結果で名前を付けているわけです。

 

 しかし、何故脳細胞が消えていくのかについては分からない。そりゃ考えないと分からないからです。何度も書いているように現代人は考えることが出来ないのです。

 

 考えるとは目には見えないメカニズムを想像することです。それは検査しても見えるモノではない。考えないと見えて来ないのです。

 

 だから、ガンにしても認知症にしてもその正体や原因特定が出来ないのです。検査して名前を付けるのが関の山であり、それに対して色んな薬を使って、27%抑えられたと喜んでいるだけのこと。

 

 小学生の観察日記ではないんだから、そんなお粗末な成果を成果と呼んではいけないと思います。

 

 脳細胞が消えていく理由は一つです。それは、必要ではなくなったから。実に簡単明瞭な理由です。人間がとても優れた人間の脳を使わなくなったことで起こった悲劇なのです。

 

 学校で学びを強要し自分で考えることが出来なくなったことで起こっているのです。考えるとは想像することであり、想像は自由で無限なのです。

 

 これが出来るのは人間だけであり、それをやる為に人間の脳が他の動物とは異なる大きさを手に入れたということ。しかし、それをやらなくなった脳にはその大きさは必要ないという事です。

 

 これが生命体の進化と退化というある意味恐ろしい現実です。

 

 そして、人間から優れた脳が消えるという事は、人間が人間として生きていけなくなるという事であり、それは人間がまもなく絶滅するという事でもあるのです。

 

 80億を超える人間が絶滅するはずがないと思う人が多いでしょうが、現在いる80億人は100年後にはゼロになるという未来があるのです。

 

 従って、そこまでに何に生まれるかがカギとなりますが、急激な少子化が進めば最終的には生まれる子はゼロに近づくわけです。そして、生きている人間は認知症で死ぬ。

 

 若年性の認知症が今後急激に増えれば、人間の寿命も急激に短くなり、下手したら40歳を切るかもしれません。今後学びを更に強要し脳の退化を進行させる可能性はとても高いので・・・・

 

 現代人はお金に目が眩んでいるので、本当のことを知ることは出来ないし知る気もないのです。しかし、何時の日は真実を知ることになると思います。

 

 でも、知った時には後の祭りとなり手の施しようがない。

 

 だって、認知症は学校教育を受ける小学生から始まっているのだから。それ以下の子どもたちにだって教育を施しているわけで、それをやることでの脳の退化は恐ろしいレベルになると思います。

 

 私たち人間に最も大事なことは何なのか?そもそも人間という生き物はどういう生き物なのか?という基本的な問いかけをする人は誰もいません。

 

 だから、与えられた環境でモルモットのように生きるだけ。それじゃ脳が退化するのは当然のことであり、それがさらに進む未来に何が起こるかを想定するのは難しいと思います。