中国の過剰生産能力による世界経済への悪影響を懸念=米財務副長官(ロイター) 

 

 

 コロナ発生の地、中国が今や世界の除け者にされていますね。

 

 コロナに依って世界は一時的にではあるけどデフレ危機を脱出できたのに。その中国を世界が邪魔ものにしている。実に薄情な世界だと思います。

 

 顧みれば、30年前の日本。我が世の春とばかりにバブル景気に沸いて狂乱していたのを懐かしく思い出すわけです。

 

 奢れる者は久しからず・・・・

 

 リーマンショック以降、中国頼みだった世界経済が、意味不明のインフレで息を吹き返した途端手のひらを返している光景は、欧米人の非道を感じざるを得ません。

 

 日本がバブルに狂った根幹は、遠い昔の学制公布にある。欧米に負けまいと欧米を学んだことから日本人の悲劇は始まっているのです。

 

 欧米人は自分という存在を持たない依存症の人間であり、だからこそ宗教を起こし宗教に縋ることで命を繋いだ人種なのです。

 

 それに引き換え、日本人は自分という人間を持つ本来の人間であり、自分勝手に気ままに生きる自然児だったのです。それを学校教育という洗脳で、国家に依存させられ戦争に簡単させられ、終戦後はお金の為に生きる働く機械として国家に支配される愚かな人間となってしまいました。

 

 神という存在が人間に何もしてくれないことに気づいた欧米人は、お金という紙切れを作って、それに依存することで色んなモノを手に入れることで生きる意味と価値を見出したのでしょう。

 

 そのくだらない生き方を学校教育が日本人に強いた結果、日本人も欧米人並みの依存症体質となり、自立した人間とは程遠い存在となってしまったのです。

 

 何度も書いているように、人間とは「自分で考えて行動する」ことの出来る唯一の生き物です。だから、何かに依存しないと生きれないことはない。

 

 考えるとは想像することであり、それは全てを自分の手で作り出すことが出来るという途方もない能力を持っているという事を示しているのです。

 

 それは、我々人間だけが知っている、今はない明日という未来を自分の手で自由に作ることが出来るということであり、それこそが人間だけに与えられた宝なのです。

 

 その自由と無限を、わざわざ学びという狭い世界に閉じ込めることしか出来ないのは実に残念としか言いようがありません。

 

 この先に待っているのは栄光ではなく衰退であり、人間の滅亡なのです。それは、自ら人間として特性を捨てたから起こること。これまで生きて来られた人間としての特性を失えば、生きていけなくなるのは当然のことなのです。

 

 今一度、人間という生き物はどういう生き物なのか?という人間として生きる為の基本中の基本を考えないと、人間はこの世界から抹消されることになるのです。

 

 目先に囚われるのは、結局、その先が見えないからであり、本当の問題は目先にあるのではなく、その先が見えないことにあるのです。

 

 それは学ぶから見えないのです。過去をどんなに知っても未来は分からないのです。何故なら、今はない未来は想像しないと築けないから。

 

 早く、学びを止めて「自分で考えて行動する」という人間本来の生き方に変えないと、何れ絶望することになると思います。言い換えれば、絶望したら考えていなかったという事です。

 

 明日を切り開く力がなければ絶望するのは当たり前のことです。その力を奪っているのが学びであることに早く気づきましょう。学び続ける限りどんどん未来は暗くなりますので多分分かると思います。