Quouraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

 大人になる必要ってありますか?そもそも、大人ってなんですか?

 

 ですよね・・・・先ずは大人とはが分からないとダメですよね。

 

 そこで大人とはを一言で言えば「自分で考えて行動する」ことの出来る人という事です。言葉にすればこれだけですが、中身を書けば本が一冊書けると思います。

 

 しかし、残念ながら現代人に大人は殆ど居ません。何故なら、学校教育で学びを強要され学ぶ習慣をつけられているからです。学ぶとは過去を知ることであり、それを真似ることです。学校では、それをやたらに覚えさせて優劣をつけるわけですが・・・

 

 問題は知るという事が理解ではないという事にあります。それは最近話題のチャットGPTが色んな質問に丁寧に言葉を駆使して良い答えを提供するのですが、チャットGPTはその意味を知らないのです。意味を知らずによく答えられるなって思いますよね。

 

 しかし、それと同じことが学んだ人間にも起こっているのです。例えば、幸せを知らない人でも幸せを語ることは出来る。下世話な話ではセックスの経験がなくてもテクニックは語れるなど・・・

 

 言葉は知っているけど意味を知らないのです。それがある意味子どもという事です。子どが生意気なのはそのせいなのです。そういう子どもに大人は「何も知らないくせに生意気言うな!」と叱ると思います。

 

 その時点で大人ではなく子どもなのですがね^^;

 

 そういう子どもの生意気を笑って許せるのが大人という事になります。それは子どもが子どもだから発する言葉だからという事を理解しているから出来ることなのです。

 

 こういうキチンとした対応が出来るのが大人となります。そして、何より、自分のしっかりした考えを持っているのでブレないのです。それをポリシーと呼ぶ人も居ますが。お金が全てっていうのはポリシーではありませんよ。そんなことは何も知らない生意気な小学生の言葉ですから。

 

 私たち人間は明日という未来が来るのを知っている唯一の生き物です。その今はない明日という未来へ向かって進むことを人間は生きると呼んでいます。そして、それがキチンと出来るのが大人という事になるでしょう。

 

 今はない未来を見る目を持っている人間を大人と呼びます。そういう人は実に楽しい人生を送るので傍で見ていても楽しくなるかもしれませんね。他人にうるさく言う事もなく、むしろ、とても優しい人になると思います。

 

 実はそれが人間というモノなのです。本来誰もがそうなるはずなのですが、現実は殆ど居ません。居るのはお金や地位をひけらかしている小学生みたいな大人だけです^^;

 

 そういう大人をかつてはアダルトチルドレンと呼んでいたのですが、今や殆どがそういう大人なので、呼ばれることは無くなりました。実に恐ろしい事だと思います。先ずは、人間とはどういう生き物なのか?という事を知ることからやり直すべかもしれませんね。

 

 学校では絶対に教えないので現代人は誰も知りませんが・・・^^;