Quoraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

 冷静に考えれば大したことなかった、感情的になる必要はなかった、もっと俯瞰して視野を広く持つことが出来たのに。こういうことが繰り返し何度も起きる原因はありますか?中々治らないのですが…

 

 長年染みついたことを治すのには時間が掛かるのです。でも、そういう認識があれば大丈夫です。時間は掛かりますが必ず治るので・・・

 

 少しでも早く治すヒントとしては、簡単に言えば、冷静に考えることを先にすることです。要は色んな想定をして準備をするという事です。備えあれば患いなしなのです。

 

 感情というのは素直な反応なので止めることは出来ません。それを止めちゃいけないとも言います。従って、出来ることはそういう感情を引き起こさない準備をしておくことになるのです。

 

 想定しないことが起こると人はビックリするのです。そして冷静さを失い感情が先に出る。このメカニズムを知ることで、当然、防ぐことが出来るわけです。

 

 一寸先は闇・・・という言葉はご存じかと思います。未来というのは何が起こるか分かりません。自分の想像を超えることが起こるのは、ある意味、当然のことなのです。従って、大事なのは、その想定を広げることとなるわけです。

 

 想定を限定してはいけないのです。だって、世界は無限だから。

 

 そういう状況を一般には頭が固いと呼びます。頑固オヤジが感情的になりやすいのはその為です。この世界は自由であり無限なのです。そういう広い視野が必然的に広い心を作る。その結果、びっくりすることは無くなり冷静さを失わなくなるのです。

 

 こうした変化を一般には成長と呼びます。しかし、こんなことはあり得ないなどと思っていると成長は出来ないのです。人は皆違うので何が起こるか分からない。だけども、本当は、それが人生を豊かにするのですが・・・

 

 その豊かさを知るためには、この世界が自由で無限であることに気づくことが必要かもしれません。