Quoraでの回答を転載します。何かの親に立てれば幸いです。

 

何故毒親というものが生まれてしまうのですか?そもそも、子育てに正解や良し悪しはありますか?また、自分自身がそういう悪い例になってしまう可能性はありますか?

 

 

 先ずは、人間にとって毒とは何なのか?という事が大事だと思います。そして、親はどこで毒を盛られたのか?人間という生き物は生まれてきた時は真っ新であり、そこから時間を掛けて盛られることで作られていきます。

 

 基本的に幼い子に選択権はないので、大抵は親の言いなりという事になるでしょう。

 

 では、人間にとっての毒とは何かと言えば、それは誰もが推奨する「学び」なのです。

 

 「学び」とは何かと言えば、真似ることです。それはパソコン操作で言えば、データのコピペと言えば分かり易いでしょうか。コピペというのは上書き作業になります。つまり、人間は「学び」に依って自分が常に上書きされているという事です。

 

 パソコンでは、上書きすることでバージョンアップ出来るので良いことかもしれませんが、人間の場合、上書きすることでそこに居た本当の自分が消されるという状態を引き起こします。

 

 これを幼い頃から続けることで何が起こるかと言えば、本当の自分を殺すことになるのです。そして、出来上がるのが偽物の自分という事になる。パソコンで言えば、遠隔操作ウイルスが仕込まれるという事と同じ状態になるのです。

 

 人を動かすのは本来自分ですが、その自分を偽物と換えられることで、人間は誰かに操られる存在となるわけです。誰に操られるのかと言えば「学び」を強要した者となるでしょう。

 

 自分という人間から本当の自分が消されると、人は他人を理解できなくなります。人は自分という人間を通して他人を理解するようになっているのでそうなるのです。

 

 こういう人が親になれば当然、わが子のことを理解できなくなる。そして、自分の考えを押し付けるだけしか出来なくなるのです。それは、遠隔操作されているので親の考えではなく、親を遠隔操作している人の考えという事になるでしょう。

 

 遠隔操作される人は理由を尋ねると分からないので怒るというのが代表的な反応です。子どもの考えや気持ちも理解できないので聞く耳を持ちません。というより聞いてはいけないと遠隔操作されているのかもしれません。

 

 言葉が通じないと実感すると思います。人という生き物は本当の自分が消されると言葉の意味を理解できなくなるのでそうなるのです。ここまで書けば分かると思いますが、毒親を作っているのが「学び」であり、「学び」を強要する学校教育だという事です。

 

 従って、そう思う子どもたちも、学校に通い続けることで、毒親の道を歩くことになるという悲しい未来が待っているのです。それは、今毒親と呼ばれる人たちが、かつて自分の親をそう思っていたのと同じように・・・・

 

 もちろん、当時は毒親という言葉がなかったので、そういう思いは表に出ませんが。

 

 何事もそうですが、原因が分からないというのは危険なのです。自分の親を毒親と批判するのは勝手ですが、何故そうなるかを突き止めないと、自分もそうなる可能性は非常に高いのです。

 

 全ては、国家が国民を奴隷として支配するために行われる学校教育が引き起こすことです。もし、ご自分が将来毒親になりたくなければ、学校教育から逃げることをお勧めします。