Quoraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

苦しい時は苦しい、楽しい時は楽しい。諸行無常のはずなのに、苦しい時に楽しいと思うことは永久にないのですが、永久に変わらないものがあるので破綻していませんか?何に苦しむかは変わっても、苦しみは苦しいまま
 

 

何に苦しむかは変わっても・・・・という事で気づくことはありませんか?

 

 苦しみは何故変わるのでしょう。それは、そう思い込まされているからではないでしょうか?

 

 本来は苦しむ必要のないことを苦しみと思い込まされる。自ら苦しみを増やすというよりも、周りから増やされるという状況ではないかと思います。

 

 そもそも苦しみとは何のためにあるのでしょう?そもそも、私たちの感情は何のためにあるのでしょう?苦しみの元を排除できれば苦しみは消える。つまり、私たちは感情を元に行動を起こすという自発性を得ているのではないかと思います。

 

 どうすれば、苦しみは和らぐのか?そもそも、それは本当に苦しむべきことなのか?こうして、苦しみが私たちに考えることを強いるのです。その先に行動があり、それによって人生が築かれる。楽しい時を知っているのなら、全てを楽しくすることだって行動によって出来るのではないでしょうか?

 

 それを考える為に人間は大きな脳を手に入れている。考えるとは想像することであり、想像は世界を無限にするモノです。想像の世界は何でも適う夢の世界。そして、それは私たちの弛まぬ行動によって現実となる世界でもある。

 

 そうやって我々人間はこれまで生き延びて来たのではないでしょうか?そして、偉大な文明まで築いている。そういう実績を残せている脳の力を信じるべきではないかと思います。そして、それは、全ての人に与えられている。

 

 きっと、苦しみが多ければ多いほど、脳は考えそこから逃れる術を作り出すことでしょう。それを行動によって形にしていくことで私たちの未来を作るのです。苦しみがあるのは常に過去です。そして、未来にあるのは楽しみだけです。

 

 苦しみに苛まれているということは、過去に閉じ込められているということではないでしょうか。自分が何を感じるかで自分がどうなっているかを知ることが出来るのです。そして、その今の自分を知ることで、何をすれば良いかも分かる。

 

 これが人間の持つ偉大な能力だと思います。大事なのはそれを知ることであり、それを活かすこと。それによって楽しい未来を築くことだと思います。

 

 大事なのは常に未来です。明日です。変えられない過去に固執しても何の意味もないのです。そして、未来を変えることで、実は過去の苦しみを消すことが出来るという驚きの結果があるのです。

 

 だから、未来が大事なのです。