Quoraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。これまで、あまり自分の事を書いてなかったのでたまにはいいかと思い書いてみました。

 

朝と夜に頭が重く死にたい気持ちになります。大学の授業も午前中はいつもいけておらず、人生に希望が見出せません。薬を飲んでいてもだんだん効かなくなってきて量が増えつつあるのですが運動等で治るのでしょうか?

 

 

 リクエストありがとうございます。原因は大学ではないかと思います。かつて、私も似たような経験をしました。結局、大学に行く目的がなかったことが原因であったと思います。もっと早く行動すべきだったと思いましたが、結局、無駄に4年も掛けて大学を辞めました。

 

 私の場合、一番の原因は親に言えなかったことだと思います。

 

 私の時代は大学を出る価値は大きく、経済的には苦労しましたが、それ以外の面では幸せな人生を送ることが出来ています。これからの時代は、大学を出ても仕事はない時代となるので、大学に固執する必要はそれほどないと思います。

 

 そんなことよりも、自分は何のために生まれて来たのか?一体、自分は何がしたいのか?という人生における最も大事な問題を解くことを始めてはいかがでしょう。人間は働くために生まれてくる機械ではありません。

 

 誰がも幸せになるために生まれてくる生き物です。私が幸せな人生を遅れた原因は何かと言えば、ココでも常に書いているように「自分で考えて行動する」ということを徹底したことだと思います。

 

 自分の人生ですから、全てを自分で考えて行動して築くのは当然のことだと思います。

 

 だから、勉強や学ぶことを極力避けて来ました。学ぶとは他人の知恵を借りることであり、それでは本当の意味での自分の人生とはならないと思ったからです。

 

 それは、決して楽な道ではなかったと思います。自分で考えるとは他人の意見を聞かないことでもあるし、他人との関りを閉ざすことにもなるからです。しかし、そこまでしないと自分で考えて行動するという事は出来ないと思いました。

 

 そういう先人を知らないので、とても不安でしたが、自分がそう思いそう決めたので、その責任は自分で取れば良いだけだと割り切ることは出来たと思います。

 

 しかし、そうやって自分で考えて行動することで、色んな目に遭い色んな経験をして多くのことを学ぶことが出来たと思います。その分、人間としての成長も出来たと思います。自分で考えて行動するからこそ気づけることは非常に多いのです。

 

 その結果、年を取れば取るほど楽になっていくことに気づいたわけです。そして、とても楽しく幸せになっていく。他人から見たら、そんな風には決して見えないと思いますが、家族からは私ほど幸せな人間はいないと思われている様です。

 

 大事なのは自分を知ることです。それを医者に聞いてもカモられるだけです。病は気からという言葉をご存じだとは思いますが、全ては気持ちの問題だと思います。

 

 今、何故、自分はこんなに苦しいのだろう?一体何が自分を苦しめているのだろう?

 

 この答えは自分にしか分からないと思います。そして、その答えを見つけたら、それを解消するために何をすべきかが見えて来るはずです。まあ、私の場合は大学を辞めるという事でした。

 

 普通に、学校に通って来たので、学校を辞めるという決断はとても怖い事であり悪いことだと思っていたので、4年という無駄に時間を掛けてしまったのでした。しかし、そのお陰で、仕事に就いてからも、仕事を辞めるという事が割と簡単に出来るようになり、苦労はしましたが色んな仕事を経験出来て良かったと思っています。

 

 人生は一度しかありません。そして、今思うに人生とはとても楽しいものなのです。それが苦しいものだとしたら、それは行動を間違えているという事なのです。自分が機械ではなく人間としていきれるようにする責任が自分にはあるのです。

 

 それが、きっと自分をこの世に送り出してくれた多くの先祖たちの唯一の願いではないかと今では思っています。それは、自分が7人の孫を得て、間もなく先祖となろうとしているので分かることではないかと思います。

 

 折角生まれた人生が楽しくて仕方ない人生にならないほど損なことはありません。それは、先祖たちへ冒涜でもあると私は今思っています。もちろん、我が子や孫たちにも、そういう人生が送れるようにしようと心がけているところです。

 

 人はみんな違うので自分の人生で得たことを話すことしか出来ませんが、大事なのはこの長い人生を長い目で見ることではないかと人生の終盤に来て思っています。若い時分には絶対に分からないことだと分かるので、言葉にすることしか出来ませんが。

 

 同じような道を歩いた人間の一人として、半世紀ほど先を生きる人間の一人として、回答させて頂きました。何かのお役に立てれば幸いです。