Quoraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

私は頭が悪く、才能や秀でた能力が何もなく、努力もできないことに気づいてしまい、そのことに理不尽に怒って関係のない有名人や才能がある成功者が不幸になると楽しくなります。なぜ私は何も持っていないのですか?

 

 リクエストありがとうございます。因みに、この世に頭の悪い人は居ません。頭の使い方が悪い人は居ますが・・・これを「学校で勉強するからバカになる」現象と呼んでいますが。

 

 因みに才能や秀でた能力については、無いのではなく未だ見つけられないだけだと思います。才能や秀でた能力ですからそんなに簡単には見つけられないのです。従って、それを嘆く必要はありません。

 

 何も持っていないと思うのは、自分を知らないからです。大抵の人間は自分のことを良く知っていると思っているわけですが、人間というモノを理解するのは非常に困難であることは人間関係が困難であることで分かるのではないでしょうか?

 

 因みに、一日何時間ほど自分と会話していますか?人間関係もそうですが、人を知るためには話すことが一番であり、話した時間と比例して人間を知ることが出来ます。大抵の人は自分と話すことはないので、当然ながら大抵に人は自分を殆ど知らないという事になるのです。

 

 最低でも一日時間以上、自分と話してください。自分に対して様々な質問を投げかけてください。

 

 人は遺伝子で出来ていることを知っている人は多いのですが、それが何を意味するのかを知っている人は殆ど居ません。何故なら、遺伝子の解明がされていないからです。遺伝子が体の情報を持っていることは知られていますが、どういう情報を持っているかを全部は知らないのです。

 

 そして、私たちには記憶という情報があります。その情報はどこかに蓄積されて世代を超えて受け継がれるのです。つまり、自分という人間は情報の宝庫であるという事になります。ただ、自分の中に秘められた情報の取り出し方を誰も知らないのです。

 

 で、結局、学問という形で外から情報を入れるのですが、そこには改ざんされた情報がたくさん入っており、私たちは騙されることになるのです。その結果、私たちは辛く苦しい人生を歩まされるのです。

 

 きっと、貴方もそういう人生をいきているのではないでしょうか?それは、知識と情報によって誰かに操られることでそうなるのです。そして、自分には何もないと思い込まされ辛く苦しい人生を余儀なくされる。そうなれば自分の人生を生きることが出来なくなり誰かに支配され誰かの思い通りに操られることになるのです。

 

 そうならないために、知識や情報に頼るのではなく、自分という人間に蓄積されたモノに頼ることが重要となります。その為に、自分という人間を徹底的に知ることが欠かせないのです。それが出来るようになれば、自分には何にもないという言葉を言わなくなるようになる。

 

 だって、人間は誰でも全てを持って生まれて来るのだから・・・そのことを、自分の体を通して知って欲しいと思います。そして、バカな現代人を卒業しましょう。それが、本来の人間であるからです。